下水道前に到着すると、コユキが自分から拘束椅子を破壊する
コユキ「ありがとうリュー
リュー「この借りは必ず返してくれ
コユキ「今すぐでもいいわよ。望みは何?
リュー「ウーダノートを知ってるか?
コユキ「ウーダ!?
ジャク「ウーダはラビアン国の伝説の騎士。お前はラビアンの忍者。何か知ってるだろ?
コユキ「・・・いいわ。こっちへ来て

コユキ「あなたたちの言う通り、ウーダノートのことは良く知ってるわ
リュー「どこにあるんだ?
コユキ「クルトリーゲンの家よ
リュー「クルトリーゲンの家?
コユキ「クルトリーゲンが今使っている家は、もともとこの島がラジーンの属州だったころ、ラビアン大使館だったの。その後数々の戦争をへて、ラビアン大使館にあった美術品は消えてしまった。でも私たちの調査では、美術品はいまでもあの大使館、そうクルトリーゲンの家に眠っているはず・・・
コユキ「ウーダノートは特にその中でも貴重品よ。いずれ私の仲間が、私の・・・
リュー「どうしたコユキ?
コユキ「いえ・・・とにかくウーダノートはクルトリーゲンの家にあるわ。ただし警備は死ぬほど厳重よ
リュー「望むところだ
コユキ「こっちへきて
コユキ「このダクトから排水溝に入れるわ。排水溝はクルトリーゲンの家まで続いているはず。家の奥の金庫にきっとあるわ。保証はできないけど・・・それとウーダノートはすべてラビアン文字で書かれているの。あなたには読めないわ。もしあなたが手に入れることができたら、私が読んであげる
コユキ「助けてくれた借りはそれで返す。じゃあこの場所でまた会いましょう。私は任務があるから
リュー「わかったまた逢おう
コユキ「待って
コユキはリューにキスする
コユキ「これはラビアン流のおまじない。戦いの神があなたを守るように
リュー「いきなりビビらせるなコユキ
コユキ「ふふ。それじゃ私が屈むからダクトに入って
コユキ「早く乗ってよ・・・
コユキを踏み台にして、ダクトに上るリュー。クルトリーゲン宅へ
コユキ「気を付けて