シルバス城の途中の墓地。墓地内にオミナスソードがある
墓地の暗い通路に、子供が一人たたずんでいる
ガロン「ママ・・・ママ・・・
リュー「お、なんだ坊主、どうした?こんなところに一人で道に迷ったのか?
ジャク「おいリュー・・・
リュー「泣くのはよせ。俺がママの所に連れてってやる
ジャク「俺の話を聞け!リューってば!
リュー「なんだようるせじゅーな
ジャク「そいつ生体光が出てないぞ
リュー「え!?
ガロン「おじちゃんホントにママの所に連れってってくれる?だってママ死んじゃったんだよ?一緒に行ってくれるの?僕も死んじゃったんだよ?この骨は誰のだと思う?
ガロンと対決。キャプチャー不可
シルバス城へ
カーボンルーム
ジャク「これはカーボン刑シリンダーだ。多分ビランを入れる予定だったんだろう
シルバス城時計塔
リュー「おいおい台だけで、像がないぞ。どういうことだ?
ジャク「俺にわかるわけないだろ
リュー「くそ!ここまで来てカラクジをひいちまうとはな
ジャク「運の悪さを嘆いていてもしょうがない。それよりここから出る方法を考えよう
リュー「そうだな・・・リング二個で化け物を倒せるかな
ジャク「それは神のみぞ知るだ
リュー「行くぜ
台座にはラビアン文字とラジーン文字が書いてある。ラジーン文字には”しるばすニ、炎ヲ"と書かれている。台座にラビアンの巻物が現れる
ラビアンの巻物を見た。本物ような青いバラの絵が描かれている。薔薇の絵の下には奇妙な文字で何やら言葉が書かれている
シルバス城にコユキとアリババ、クルトリーゲン所長がいる。
コユキ「お父さん!
アリババ「・・・コユキか!?
所長「これは傑作だ。お前たちは親子か。このアリババがお前の父親か
コユキ「その人を話しなさい
所長「お父さんと読んだらどうだ?
コユキ「・・・
所長「呼べないのか
コユキ「お父さん・・・どうしてこの監獄島に
アリババ「コユキ・・・こんなところで会いたくはなかった
コユキ「探したのよ、お父さんが突然姿を消してからというもの、あたしとコマチは・・・
アリババ「すまなかった・・・
コマチ「どうして
アリババ「今なら話そう。私は実はただの商人ではなかった。盗賊だった
コユキ「お父さんが!?
アリババ「あの日、お前がやっと9歳になったあの日
コユキ「忘れもしないわ。あの日突然お父さんが消えた
アリババ「私は逮捕されたのだ。お前たちにその姿だけは見せたくなかった
コユキ「クルトリーゲン!
所長「何だ
コユキ「父を話したら、私がウーダノートを解読してあげる
所長「ほう
アリババ「コユキ!やめなさい!
コユキ「どうするのクルトリーゲン!
リュー「誰だ貴様は?
ジャク「リュー、この男はおそらく大盗賊アリババだ。当局の記録と生体光スペクトルが一致している
リュー「おまえがコユキの父親か
コユキとクルトリーゲンの姿に場面が変わる
所長「約束だ。さあ解読してもらおうか
コユキ「わかったわ・・・なんですって!?
所長「なっなんだ、早く言え
コユキ「その1、悪魔ビラーノを倒す方法
所長「そんなところはいらん!わしが知りたいのは、ビラン細胞の強大なパワーを自由に操る方法だ!そこを教えろ。さもないとアリババの体に仕掛けた爆弾を爆発させるぞ!
コユキ「なんてことを・・・
所長「早く教えれば爆弾のスイッチは渡す
コユキ「約束よ
所長「いまさらアリババを殺しても、何の得にもならん。さあ早く読め!
コユキ「・・・古代ラビアン騎士、ウーダの魂が宿る、カッパール像・ゴルドバ像・シルバス像を蘇らせるのだ。それぞれのリングは像の謎を解くことにより、封印を解かれるであろう
所長「何?あんな像に秘密が隠されていたのか!?くそ、それで?さあ続きを読むのだ!
アリババ「私をクルトリーゲンの所へ連れて行ってくれ!頼む!コユキが・・・
リュー「コユキはあんたを助けるために、自分から人質になったとしたら、俺はアンタを連れてはいけない
アリババ「なぜだ?
リュー「コユキの意志を尊重したい。あいつもプロだ。何か考えがあるに違いない
アリババ「コユキを助けてくれ。私はもうどうなっても構わない。頼む
リュー「あんたに頼まれなくても、コユキは俺が助ける
アリババ「こんなことになるなんて・・・
所長「早く読め!このアマ!
コユキ「あたしは・・・
所長「何を言ってるんだ!?お前の父親が死んでもいいのか?
コユキ「・・・お父さんじゃないわ
所長「何!?くそっ土壇場で!ならばわしにも考えがあるぞ!こっちへ来い、化け物の餌にしてやる!
コユキ「待って、続きを読むわ。カッパーリングにはビラーノの脳細胞から得た知力が、ゴールドリングには筋肉細胞から得た体力が、そしてシルバーリングには・・・
リュー「クルトリーゲン!
コユキ「リュー
リュー「このリングをやるぜ
所長「さすがクラスAプラスのバウンティハンター。わしのためにわざわざリングを手に入れてくれたか
リュー「大変だったぜ
コユキ「リューやめて!
リュー「カッパーリングとゴールドリングだ
所長「シルバーリングはどうした?
リュー「シルバス城にシルバス像がないことはあんたも知ってるだろ
所長「そうだったな、さあよこせ
リュー「俺がリングを投げるから、同時にコユキを放せ
所長「わかった
リュー「いくぜ
所長「ぐわっはっはっは!ヒイヒイヒイ!嬉しいぞ!これでわしの知力と体力は無限大だ。しかも化け物はわしの命令に従うのだ。なあアドゥーよ
アドゥー「グエエエエ
所長「ではでは、お二人を実験台として、わしのリングパワーを試してみるとするか
クルトリーゲンはカッパーリングとゴールドリングを装備した
ジャク「リュー!ダメだ、あんなHPのやつには死んでも勝てない
リュー「くそ!俺の命かけてやるぜ!
クルトリーゲンと対決するが、HPが無限で絶対に勝てない。
所長「なるほど、想像を絶するパワーだな・・・さあて本番を行くぞ。いいかなリューヤーよ
コユキ「リュー、もう一つのリングのことを教えるわ
リュー「シルバーリングのことか?だがシルバス像はなかったぞ。昔からこの島にはなかったと、さっきクルトリーゲンも行ってたじゃねえか
コユキ「シルバス像はあるわ
リュー「どこに?
コユキ「ここよ
リュー「ここってどこだ?
コユキ「あなたの目の前よ
リュー「お前が!?
コユキ「あたしの名前はセマ・シルビア・コユキ
リュー「シル・・・ビア
コユキ「私の指を見て!
ジャク「シルバーリング!?
コユキ「生まれたときからこのリングが私の指にあったわ。取ろうとしても決して取れない
リュー「コユキ・・・
コユキ「リュー、シルバス像の封印を解く言葉は何?
リュー「シルバスには・・・うっ!
コユキ「どうしたの?
リュー「忘れちまった
コユキ「そんな・・・
ジャク「シルバスには炎をだ
リュー「このヘビ頭!なんで言いやがる!
コユキ「シルバスには、炎を・・・
ジャク「巻物もあった。ラビアン文字だ
コユキ「見せて!
ジャク「これだ
ジャクはコユキにラビアンの巻物を見せた
コユキ「これは炎の呪文・・・
リュー「炎の呪文だと!?
コユキ「私がこのリングを外すには、この呪文を唱えればいいのね?
リュー「やめろコユキ!
コユキ「シルバーリングは魔力があるわ。あなたの剣が魔法の力に包まれる。そしてクルトリーゲンや怪物と対等に戦えるようになるわ
リュー「コユキやめろ!
コユキ「あなたは何度もあたしを救ってくれた。最後だけはあたしがあなたのためになりたいの!リュー「いいんだ!もういい!俺のためにお前が犠牲になることはない
コユキ「コマチが予言してくれたの。あたしがこの島で運命の人と出会う。そしてその人と共に永遠の時を得ることができる・・・それはきっとあなたのこと
リュー「やめろコユキ!
コユキ「ローゼリウスマストーラ、ミアス・・・ローゼリウス、マストーラミアス!
アリババ「シルビアー!
リュー「コユキー!
アリババ「シルビア!
ここで主題歌付きムービーシーン
シルバーリングを手に入れた。リューはシルバーリングを装備した
リュー「うおおおコユキ!
ジャク「リュー!コユキのためにもクルトリーゲンを倒せ!
リュー「くそおおお
お互いにHP10倍、攻撃10倍で対決
コユキ「リュー・・・
リュー「コユキ!
ジャク「いっ、イーフリートだ!
リュー「こっ、コユキお前・・・
コユキ「さあリュー、最後の戦いはあたしを使って!
リュー「コユキ・・・
コユキ「いま、共に永遠の時を!リュー・・・燃えてあなたと一つになりたい・・・
リュー「アドゥー今助けてやるぜ!少しの間辛抱しな・・・お前の中の悪魔を俺の力で追い出してやる!
リュー「これは?
コユキ「グリーンハートよ
リュー「グリーンハート?
コユキ「ビラニウムの成分の中から、悪いところがなくなったものなの。ウーダノートに書いてあったわ。グリーンハートを飲ませれば、弟さんの体内にある、ビランの毒素が消えるって
リュー「そうか
リューはグリーンハートをルークに与えた
ルーク「兄さん
リュー「ルーク。お前は昔から世話を焼かせる奴だ
アリババ「シルビア・・・
コユキ「お父さん
アリババ「シルビア。今まで黙っていたいことを許してくれ。お前は私が昔、このシルバス城に忍び込み、盗み出した像の中から出てきたのだ
コユキ「やめてお父さん。あたしが何であろうと、お父さんはお父さんよ
アリババ「シルビア
アドゥー「ここはどこだ?あれ?バウンティハンター!なんでこんなところにいるんだ?
リュー「いろいろあってな・・・
アドゥー「早くリゴアテ様の所に戻らなきゃ、怒られちゃうよ
リュー「大丈夫だアドゥー。怒られやしねえよ
コユキ「ねえリュー
リュー「なんだ?
コユキ「ずっと一緒に連れて行ってくれる?
ジャク「おいリュー・・・少し顔が赤いぜ
リュー「うるせえ。すっこんでろ
コユキ「これからは、今までと違う人生が始まるのね
リュー「そうだ・・・俺と一緒のな
コユキ「そう・・・永遠に