港の船着き場まで脱出すると、コユキとコマチが船を止めて待っている
リュー「・・・コユキというのは君か?
コユキ「・・・そうよ
リュー「あいつに頼まれた伝言だ
コユキ「あいつってまさか
リュー「・・・夢で会おう
コユキ「ええ?
リュー「ただそう伝えてくれと言われただけだ。こっちの船、使わせてもらうぜ
コマチ「お姉ちゃん!早く乗って!
船で脱出するリューとジャク。ジェイラーズ島が崩壊し沈んでいく
ジャク「・・・沈んでしまった
リュー「ジャク
ジャク「・・・なんだ
リュー「もし俺があの時、勢いに任せて酒を飲まなかったら・・・
ジ「島が沈むなんてことにならなかった・・・といいたいのか?
リ「・・・うん。俺は今回の任務でいろいろ考えた。特に人生ってやつをな。自分にはもっと他に、違う人生が有るはずじゃないのかってな
ジ「今の自分を否定するのか?
リ「いや、人生ってやつは、ほんの小さなことの積み重ねなんだなと
ジ「ほう?
リ「まあ・・・右に行くのも左に行くのも、自分次第だと、いうことだな
ジ「ところでリュー
リュー「なんだ?
ジャ「さっきの女忍者と、どうして一緒に行かなかったんだ?
リ「さあな・・・少しはそそられたが
ジャ「そそられたが?
リュー「女忍者と一緒に行かない人生を選んだ
ジ「うそつけ!ほんとはあの・・・妹のほうがよかった、とかそんな理由だろ?
リ「うっなんでわかる!?
ジ「アホくさ。さあ次の任務にいくぞ
リ「はい・・・
パラレル4END