ヴェルカの裕福な商人の娘。おっさんと結婚させられそうになり逃げてきた。統治権の主張では帝国時代に存在した、専制政治を監視する議会の復活を主張する。世紀末無法地帯のカルラディアにそんなものが通用するか疑問だが、よくできた人間らしい

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こんにちは!

やぁ。どうして君のような良い所のお嬢さんがこんな所に?
向こうに行ってくれないかな、お嬢さん。私は仕事があるんだ。

良い質問ね、教えてあげるわ!
父はここ{s20}で名の通った商人なんだけど、私を取引相手の30才をとっくに超えたオジサンと結婚させようとしたの。私はそれまでずっと親の言うとおりにしてきたけど、こんなばかばかしくて酷い話は無いわ。それで逃げ出したの!

私は望む時に望む相手と結婚するの。それに、父がどう思っているか知らないけど、私は一人でもやって行くことが出来るわ。私はジプシー団か傭兵団に加わるしかないと考えてたの!

私はこの街を通る隊商のコックとして働いて、それで少なくとも食べていけてる。でも街道上の荒っぽい仕事場でしょ、ちょっかい出してくる護衛や他の連中達の相手をするのも疲れたの。それで考えたんだけど、私が戦士であれば私をほっといてくれるんじゃないかって。

偶然にも私は傭兵団を率いているんだ。
家に帰りなさい、お嬢さん。父親には従うべきですよ。

ホント?私は選り好みできる立場じゃないわ、仲間に加えてもらえると嬉しいな。
私はあなた達に特別なものをもたらせると思うの。古典文学に精通してて、私たちの壮大な叙事詩のいくつかを朗読することが出来るわ。リュートも弾けるし、使用人を使うのは上手いのよ。

よし、じゃ始めよう。我々はあなたに不足しているものを教えることができる。

撤退

私が言う事じゃないんだろうけど、{s21}とは驚いたわ。戦争が残酷なのは判ってるけど、限度を越えて残酷にする必要は無いと思うの。
{閣下/マダム}・・・{s21}のを選んだことこそ勇気の証だわ。血を流すかわりの道を選ぶのは恥でもなんでもないと思うの。

Dislike

隊長さん・・・私の印象だけどレザリッドは堅物で冷酷なんだね。彼、部下の兵士達を鞭打ち、殴り、吊るすことしか言わないの。
軍隊は保育園じゃない事は判ってるし、厳しい規律が必要なのも分かるわ。でも虐待する事自体を楽しんでるんじゃないかって思えるの。こんな言い方だけど気にしないでね。

ここに来てから、兵士のように生きるすべと戦士の作法を守るやりかたを必死に学んできたわ。たまに場違いなことをしちゃうかもしれないけど、許してね。

マテルドこないだ勝った後に敵の死体を調べてたら財布を見つけたの。そうしたら、いつのまにか後ろにマテルドが来てて、私の手から奪って行っての。彼女、そいつを倒したのは私だから私のものだって騒いで。隊長さん、戦いの最中に誰が誰を倒したかなんて分かんないですよね。素直に欲しいと言えばあげたのに。

アライェン

アライェンはほんと勇敢で騎士の鏡ね。こないだの戦いでの彼の活躍をご存知?
本当に陽気で、目端も利くし礼儀正しい方であることは認めるわ。あら、言いすぎたかしら。それではまた、{閣下/マダム}。

脱退

言わなきゃいけない事があるんです。戦士の暮らしは私には合わないと判ったんです。いい結婚相手をみつけるにはもう遅いし・・・軍隊にいたような妻を欲しがるような人は居ません・・・でも、自分で商売を始めるには十分なお金が貯まったと思うの。怒らないでね、{閣下/マダム}。

再会

あ、こんにちは{閣下/マダム}!また会えるなんて嬉しいわ。別れてからというもの、どうもうまくいかないの。母方の家族、私が商売を始めても思ってたほど歓迎してくれないし。叔母さんは私が傭兵団に入ったことで私の結婚がどれだけ台無しになったかって事ばっかり言うし。

多分、私は商売より戦争のほうが、ヴェルカの市民とワインよりもキャンプファイアで荒くれ者達と食事を共にするほうが向いてるのね。{閣下/マダム}、聞いてもいいかな・・・また連れて行ってもらえます?

帰郷

この匂いが分かります?レモン、林檎、クロッカスの花、これがヴェルカの香りです。まだ少女だった頃、多くの幸せな夏をここで過ごしました。父が交易で居ない間は母の一族の庭園で遊んだものだわ。

ヴェルカの冬は湿っぽいし、夏は暑苦しいわ。でも人々は大きな貯水池を作って穀物を育てています。ブドウ栽培・・・ヴェルカワインは有名ですよ、{閣下/マダム}・・・余裕のある者は塀で囲まれた庭園を造り、果物を豊富に実らせ、夜には音楽を聴き、チェスに興じ、芳しい空気を楽しむのです。
詩人たちはヴェルカを楽園と歌い上げるけど、私もそれが誇張じゃないと今だけは思います。

{閣下/マダム}

統治権の主張

ええっと、隊長。あなたのために心配しているのだけど。歴史を見返すと、権力というのはいずれ堕落するものと教えられるわ。でも結局のところ私は、 あなたが隊長として発揮してきた慈悲や決断を見てるから気楽に考えられるけれどね。

もちろんです、{閣下/奥様}。ですが、カルラディア帝国の伝統を再生するよう強く勧めます。つまり、諸侯と民衆からなり、領邦貴族と教養ある資産家をひきつけ、あなたが誘惑されがちな新たな税金や、それ以外の専制的法令を覆す力を備えた議会です。それがあなたのためになるのですよ、{閣下/奥様}。

続けてくれ・・・
両手を縛るような真似をするつもりは無い。

仮にあなたがその誓いを立てるのならば、{閣下/奥様}、この地の諸侯たちが抱くであろう不満を克服する一助になるでしょう。古きカルラディアの様式の復活を目標とすれば、追随しようとする簒奪者たちよりも、{国王/元首}としての正統性を証明することになります。

私に数週間のお暇をください、{閣下/奥様}、この地の貴族の廷臣たちと大商家の人々へ、あなたが彼らの古き権利を蘇らせるつもりであると報せてきましょう。

デジャヴィが統治権の主張

隊長・・・デシャヴィがあなたの許可を得たと言って、ある種の冒険に旅立ちました。 彼女は国内の村を回って、あなたが{国王/女王}になったら盗人や山賊を絞首刑に処すと、貧しい村人に説いて回ると言っていましたよ。

{閣下/奥様}、私は商家の娘ですから、盗賊の被害については承知しています。それにデシャヴィが大きな過ちで苦しんだことも知っています。ですが、よもや無差別に人々を吊るしはしないでしょうね。あなたの王国には、慈悲の余地が無ければなりませんわ。

情報収集

隊長、私はまだヤレンの実家には帰れないけど、今でも姉妹と連絡を取ることはできるわ。彼女は大商家の評議会にこっそり近づけるから、ロドックの現状について詳しく教えてくれるかも。

{陛下/女王陛下}、私に{s17}を提供してくださるとは、なんと気前の良いことか。喜んでお受けし、住民の精神と肉体の向上に力を注ぎましょう。

女性主人公の場合

奥様、お気を悪くされないでほしいのですが・・・私はあなたがこの地の偉大な戦士の一人であると証明したと思います。ですが不思議なことに、あなたに領土を授けようという王はいませんでした。

おそらくはあなたが女だから。心配ありません、あなたが偉大な諸侯たちの間に自分の地位を占められると私は信じています、たとえ当然の権利を得るために、他者に倍する時間、倍する困難と戦うことになろうとも!

対決

ああ、{playername}、我らが人生は、なんと悲劇的な転換をしたことか!私たちを敵とした戦争のうねりが、いつの日か私たちが友人となるのを可能にしてくれるのを望むだけです。