命令
戦闘中に部隊に出せる命令の解説。命令に振り当てられたキーは多く、かなりやりこまないと使いこなすことはできないだろう・・・
隊列
待機や追従命令を出した場合、部隊は射線をふさがないように横一列の陣列を組む。
この陣列は敵部隊の大まかな位置に対応して方向を決めており、敵軍団が動くにつれて、自動で位置を変えてくれる。
そのため隊列の方向を気にして、待機命令を繰り返す必要はない。
突撃
すべてのユニットは、もっとも近い敵ユニットを標的にして、接近・攻撃を開始する。
もっとも基本的な命令で、デフォルト状態だとすべてのユニットに突撃命令が出されている。
このままだと危険なので、戦闘開始と同時に追従か待機命令を出す癖をつけておくこと。
弓兵はこの命令が出されていると、接近しながら射撃をおこうなう。
また射線がふさがれている場合は、接近を優先する。
この位置に待機
命令を出した地点に陣列を組んで待機する。射撃は通常通りだが、一定範囲まで近づかれると、ちゃんと近接攻撃を試みる。
待機命令を出しておけば、ユニットがばらばらにならず、いっせいに攻撃でき、かつ近づかれるまで弓で射撃できる。命令無しと比べて戦果に雲泥の差が出るだろう。
ついてこい
プレイヤーキャラクターに追従させる命令。といっても特別な命令ではなく、自分の位置に待機命令が出しているだけで、静止すると隊列を組み始める。- 丘の上に陣取りたいとき、目標地点までこの命令で追従させておくと、隊列を組むのが早い。
- 入り組んだ村での戦闘の場合、ばらばらにならずに突撃できる。
- 味方兵団と同時に攻撃したいとき、追従命令を出して味方兵団についておくとうまくいきやすい
十歩前進・後退
待機地点を前進、後退させる。待機地点を前進させるだけなので、移動先に敵がいると、待機地点を目指しながらの攻撃に切り替える。
- 隊列を組んだまま前進させたい場合に利用する。
- 丘にうまく兵団を乗せたい場合、この命令で微調整できる。
- この命令を利用すれば、歩兵前衛・弓後衛のような隊列も可能
密集・散開
隊列を組んでいるとき、密集するか散開するかの指示。デフォルトでは密集になっている。密集していると白兵戦で同時に攻撃しやすく、騎兵の突撃を食い止めやすい。散開していると、敵の射撃が当たりづらくなる。 指示が煩雑になるので、歩兵と弓兵は密集したままでいいと思うが、騎兵は必ず散開命令を出しておくこと。味方同士に引っかかりづらくなる。乗馬命令・下馬命令
単純に乗馬と下馬の命令。下馬は簡単だが、乗馬は回りに馬がいなくなりやすいので、半分くらいはのれずに終わる。村や山岳地帯のような地形では、騎兵は身動きがとれず固いだけなので、下馬させたほうが良い
攻撃やめ・攻撃せよ
この命令をだすと、飛び道具による攻撃を自重する。AI操作の兵士は敵が射程範囲に入ると、命令より攻撃を優先して前進してしまうことがあるので、これで自制できる。特にクロスボウを持った兵士は、攻撃に夢中になって前線に取り残されることがよくある。
なおこの命令で自制するのは飛び道具だけで、近接攻撃は普通に行ってくれる。生け捕りにせよ
鈍器に持ち替えて攻撃をする。持っていない場合は素手に持ち替える。危険な命令だしあまり使い道はない。使い道は密偵を捕らえるクエストぐらいだろう。
命令する兵科の選択
歩兵・弓兵・騎兵と個別に指示出来るようにする命令。特に騎兵は細かく命令をだす必要があるので、できるなら使いやすいキーに割り当てておく。
なお「他のもの」という指定命令は、直前に出した兵科以外の部隊への命令になる。たとえば「騎兵!」と命令を出した後、「他のもの」というキーを押すと、歩兵と弓兵への命令になる。騎兵に指示をだしたあと、歩兵と弓兵を前進させたり後退させたりしたいことはたまにある。