スキル
スキルは特筆すべきものだけあげる
個人スキル
個人スキルは兵士としての方向性によって、必要なものと不要なものがある。
鋼の肉体
HPが2上昇する。筋力1につきHPが1増えるので、鋼の肉体の2HPは少ないといわざるを得ない。
ただし体力はたくさんあるとそれだけ回復は早くなり、最高難易度ではHPがあまることはない。ふっとけば無駄にならないスキルではある。
強打
白兵武器の威力が8%アップ。威力の上昇地は少ないが、白兵武器はどんな兵科でも使用し、出番も多いため効果は十分ある。
弓術
- 弓の威力+12%。
- 弓の装備条件
- 弓術が装備している弓の条件より高い場合、精度が上昇
弓術による威力の上昇には制限があり、装備している弓の必要弓術+4までしか効果がない。
たとえば戦場弓を装備している場合、弓術8までしか威力は上がらない。また上記のように必要弓術以上の弓術を保持している場合、弓の精度もなぜか上昇する。
強打と比べても威力の上昇率は高く、弓の装備条件にもなるので、重要度は比較にならない。
また上記の精度上昇効果もあり、威力アップ系のスキルでは最強だろう。
なおこのスキルでクロスボウの威力は上昇せず、スワディア弩兵が持っている弓術は死にスキルである。
武器熟練
武器熟練はレベルによって対応する熟練度の限界数値が上がっていき、限界範囲の熟練度なら、
- レベルアップ時に武器熟練度にポイントを触れる
- 武器使用による武器熟練度の上昇が早い。
熟練度の限界範囲が増えるだけなので、熟練度が低い段階で、大量に武器熟練をとっても特に効果はない。
現在の熟練度を見ながら、少しづつ取得していくのでかまわない。
武器の熟練度が上限を超えても、熟練度は上昇する
この場合上昇スピードは半分程度になる
盾防御
- 盾の強度を8%上昇
- 盾を構えるスピードの上昇
- 盾の範囲の増加
盾装備のユニットすべての最重要スキルで、盾をより強力にしてくれる。
特に重要になるのは攻城戦の攻撃時で、盾スキルが生存時間に直結する。
もちろん死ぬデメリットが大きいプレイヤーもとるべきスキルなのだが、ver1.011現在バグがあるのでとってはいけない。自分の盾スキルを上昇させると、なぜか敵全体の盾スキルも上昇してしまうのだ。
アスレチック
歩行スピードが上昇。歩兵にとって非常に重要なスキルだが、装備品の重量によって効果が激減してしまう。そのため歩兵は防具を軽装にして、代わりに盾で身を守らせるのが良いだろう。もちろん騎兵には必要ないスキル。
乗馬
乗馬スキルは騎兵の足になるスキル。乗れる馬の種類が増えるだけでなく、操作性が増し、加速と小回りが良くなるので、騎兵は最優先で増やしていこう。騎兵は力よりも、馬の加速が戦果に直結するためだ。
馬上弓術
馬上弓術は馬上での飛び道具の精度低下を緩和する。スキルが高ければ、馬を全力疾走させてもレイティクルは小さくしてくれる。といっても、高速移動中は単純に狙いをつけるのが難しくなるので、馬上弓があっても大してあたらないと思うが
低速の状態での射撃なら馬上弓スキルが低くても精度は高い。また静止した状態なら馬上ペナルティ自体がないので、馬上弓スキルすら必要ない
基本的に4,5程度振っておけば、馬上での射撃は不自由なくできるようになる。
訓練
持っていると一日の終了時に、自分よりレベルの低いユニットの経験値が増加する。訓練は個人スキルだが、効果はパーティに及ぶ。効果は重複し訓練を持っているユニットが多いと、それだけたくさんの経験値がもらえる。しかし訓練を持っているユニットのレベルが高くないと効果がないので、レベルの上がりにくいコンパニオンなどは後回しでよい。
訓練によって得られる経験値はスキルレベルとともに上昇していくが、基本的にはとても少ない。大軍を指揮している場合には効果的だが、少人数で賊狩りなどではあまり役に立たないだろう。
訓練スキルや戦闘経験値は同じ名前の兵士の数だけ、もらえる経験値が多くなる。そのためたとえばノルド新兵やロドック族民を大量に雇用していれば、追加される経験値が多くなる。またすべての兵士が昇進できるまで昇進を控えれば、即昇進させるより結果的により多くの熟練兵を保有できる。
経験値がもらえるのは深夜の時間帯で、この時間に軍隊にユニットがいさえすればよい。たとえば夜だけ城に立ち寄って、駐屯している兵士を一時的に軍隊に加えればちゃんと経験値がもらえる。駐屯している兵士を効率的に育てるなら、必須のテクニック。
パーティースキル
パーティースキルはプレイヤーが取得していると、スキルボーナスがつくようになっている。スキルレベル2・5・8・10でそれぞれボーナスが+1
このスキルボーナスは特殊で、コンパニオンにも効果がある。たとえば自分が戦略2を持っているとき、アライェンの戦略が4だと、アライェンの戦略4に自分のスキルボーナスがのり、パーティーは戦略5を保持する。
技術者・戦略・取引・手術スキルは本によってスキルが1だけ上昇する。そのため、自分で後1ポイント振れば、スキルボーナスの恩恵を受けられる。これらのスキルはコンパニオンが保持しているが、スキルボーナスのために振る価値はあるだろう。
略奪
戦利品の質と数を上昇させる。それと家畜を盗むときの成功率が上昇。おもに族退治で役に立つスキルで、略奪が高いと海賊退治で装備と資金をまかなえる。コンパニオンはこのスキルを持っているものはおらず、効果も重要なものなので、自分でこのスキルは習得したほうが良い。
なお正規軍はドロップの質が悪く設定されており、略奪を上げてもあまりアイテムを落とさない。
戦略
- 一度に戦場に出れる兵士の数の上昇
- 撤退するとき、囮にする兵士の数の減少
- 兵士に戦闘を任せたときの戦果
重要なのは同時に戦場で出せる数を、上昇する効果。しかしMODなどでバトルサイズを大きくしていると、全員出れてしまうので、役に立たないスキルになる。
取引
交易時のペナルティの減少と、税金の徴収に効果。交易時のペナルティとは、物資を買うと、同種の物資の数が減ったことにより値上がりすることである。取得には魅力が必要なスキルであり、コンパニオンには昇進させるべきではない。それほど必要なスキルではないので、コンパニオンが元から持っている程度で我慢したほうが良いだろう。
技術者
建築物と攻城兵器の生産を加速する。ゲーム後半で城攻めと村への施設建造でなくてはならないスキルであるが、それ以前ではまったく役に立たない。コンパニオンでこのスキルをもっているのはアルティネールだけ。
リーダースキル
説得
個人スキルとなっているが、このスキルはプレイヤーに必要なリーダースキルである。コンパニオンや諸侯を説得するのに役立つが、微々たる効果である。しかし反乱軍に諸侯を引き込むときは重要なスキルである。まあ反乱軍を立ち上げる以前ならとる必要はない。
荷物管理
このスキルは持っているユニット・コンパニオンが多いが、リーダースキルなので無駄になっている。行商や・村への略奪時に持っておくべきスキルだが、序盤は必要ない。パーティーの人数が増え、略奪スキルが上昇するにつれ必要になってくる。
統率力
城攻めなどで多数の人員が必要なとき、不可欠なスキルとなる。ただし族狩りなどではぜんぜん必要ない。
囚人管理
捕虜を連れて歩けるようになる。捕虜は奴隷商まで運べば50デナルになるが、たいした金額ではないし、行軍が遅くなってしまう。また装備によっては全員殺して捕虜にならない場合も多いので、無理にとらなくてもよい。
どうしても囚人管理が必要になるのは、プレイヤーが鉄杖をメイン武器にしているとき。捕虜を量産できるのでとても役立つスキルになる。