普通のプレイした感想ではコンテンツが豊富だが、操作がめんどくさいタワーディフェンスゲームという感じ

ゲームの難しさやルールの複雑さは、Civシリーズと同等。 滅亡すると最初からやり直しで、明かにハードコアゲーマー向け

結構やってみた評価は、名作に値する。私はタワーディフェンスは好きじゃないし、今作のゲームデザインはあまり評価しない

しかしこのゲーム、SEやボイスのバリエーションが豊富かつクオリティが高い。

ユニットカードすべてに固有のボイスとSEを割り当ててあり、しかも非常にできが良い。この労力とバリエーションは天才的だ。

ゲーム中のステージBGMも注目されることがなく短いループだが、近年稀に見る名曲だ。ゲームの軽快なテンポと不穏さを絶妙に表現している。

ゲームミュージックにおいて、決して名のあるアーティストが名曲を並べたからいいというわけではない。無名だろうが、とにかくそのゲームの雰囲気を表現できているBGMこそ名曲に値する。

ユーザーレビューでは隠れた良作どまりだろう。しかし私は前述のサウンドのクオリティの高さで、名作に値する評価。ネズミのイラストもやたらかわいいし

ゲームデザインの致命的な欠点は、デッキを増やすデメリットが大きすぎる

デッキの枚数が増えると、それだけ引きたいカードが引けなくなる。そのため一部の強いカードしか使わない、という展開になりがち

いっぱいかわいいイラストのカードが用意してあるのにね

 

私は総じてRatropolisはサウンドを担当した開発者が天才的な才能を発揮して、名作に値するゲームになったと評している。だが実は今作より続編のRatopiaの方がユーザー評価が高い。

体験版をプレイした感じはOxygen Not Includedのよくできたクローンのような内容だった。私はサンドボックスや拠点運営シムが苦手なので、評価はおまかせする