全盛期のアバロンに匹敵する大国カンバーランド。ここのハロルド王に跡継ぎを決めてと依頼されるところからイベントが始まる
カンバーランドは元々アバロンの属国ではなかったようだが、関係は良好どころか皇帝が王様を決めてもいいらしい。
大変な問題のような気がするが、ローマ帝国とブリテンのような関係だと思うしかない
でこのカンバーランドを転覆させようと目論んでいるのが、サイフリート先輩(ピンクの大臣
カンバーランドには三人の王位継承者がいて、それを争わせることによって、自分が実権を握ろうと考えていた
しかしハロルド王の人柄のおかげか、三人の子息は仲良しで内紛など起こりそうもない。
そこでサイフリートは巧妙なクーデターを計画する。まずハロルド王を暗殺し、偽の遺言を作ってトーマ王子を跡継ぎにする
次いで「王位継承に不満があるゲオルグ王子が、トーマのダグラス城に侵攻しようとしている」というデマを流し、トーマとゲオルグを仲たがいさせる
たまたま訪れたアバロンの皇帝には、ゲオルグ王子に対抗する戦力を集めるよう依頼して、帰ってもらう
サイフリートの友軍として、魔物の軍勢を集め、長城に穴を掘って地下から進行させる。
南のダグラスの軍勢と北の長城側の魔物の軍勢で、ゲオルグがいるネラック城を挟撃する
兵士が出払ったダグラス城でクーデターを起こし、城を制圧してトーマ王を監禁する。これでカンバーランドを完全に掌握したことになる
サイフリートはこのあと七英雄の庇護にはいって、自分も永遠の命を得るつもりだったらしい。七英雄の誰かとは言ってなかったが、地理的にも性格的にも、ステップにいるボクオーンだろう
大変よくできた計画だが、伝承法を操るアバロンの皇帝によって粉砕される。
トーマを誘拐するはずの私兵たちは返り討ちに会い、長城で穴を掘っていたデューンウォーム君をぶちのめされ、最後に自分が逃げ帰った砦を攻め込まれて、サイフリート先輩は憤死する。
後にテレルテパを支配していたイヌ君が、皇帝の名前を聞いただけで震え上がるが、無理もあるまい