今作では定めという言葉がよく出てくるが、これは単なる邪気眼ワードではない。以下の一連の出来事を省略して定めと呼んでいる

  1. 300年毎に、太陽が死の星に隠れ死食が起きる
  2. その年のあらゆる新生児が全滅し、宿命の子だけが生き残る
  3. 宿命の子が育ち、魔王か聖王になる
  4. 魔王なら四魔貴族を従え、暗黒の時代が訪れる
  5. 聖王なら四魔貴族を退け、人間の時代が訪れる
  6. 宿命の子が二人現存する場合、宇宙が消滅する(死の定め

一連の出来事は不可避で、絶対に逃れることはできない。死食が死の星によって引き起こされるので、これが定めの元凶だと思われる

死の定めが起こると宇宙が消えてなくなるため、全ての生き物は阻止しなければならない。しかし設定は一切なく、サラの台詞があるだけ

サラ「私がここで静かに死をむかえれば次の死食まで300年は平和が続いたのに。宿命の子が二人もいてはいけないのよ。その力はアビスも世界もすべてを破壊してしまうわ。始まったわ、もう止められない‥‥やっぱり死の定めは変えられないのね‥‥」

実はこの死の定めが、一体何を指しているのかよくわからない。OPで、「死の定めを負い、長じて魔王になった」「死の定めを退け、長じて聖王になった」と書いてある。