今作の全キャラ共通のOPイベントに当たる。OPの三か月前、ロアーヌの先代フランツ候がゴドウィン男爵に暗殺された

ロアーヌの領主ミカエルは、領地内で増えつつモンスターを駆逐するため、シノンの東側領域に兵を引き連れ遠征に出かけていた。

そのころシノンの自警団4人の若者は、村の周りのモンスターを見張っていた

ゴドウィン男爵がミカエルの留守を狙って反乱を起こし、手薄になったロアーヌ宮を占拠。モニカを人質にとろうとするが、カタリナの助力があって脱走

モニカはミカエルの陣地にたどり着くため馬を走らせる。しかし雷雨で馬が走れなくなり、途中のシノンに助けを求める。

ユリアンはモニカの助けに真っ先に応じ、それに同調する形で、シノンの若者4人とハリードも参加。

次の日6人はミカエルの陣営を目指すべく、モンスターが闊歩する森を走破する。途中ガルダウィングと遭遇し、「死食でアビスゲートが復活したという噂は本当だった」と呟く

ミカエルの陣営にたどり着く6人。ミカエルはモニカを北のポドールイのレオニード伯爵の元まで避難させるよう、シノンの4人にお供させる。ハリードはミカエルとともにロアーヌ宮殿を占拠するゴドウィン討伐軍に参加

ここでミカエルはいう「ゴドウィンがフランツの生前から陰謀を企んでいたことは知っていた。あえてゴドウィンに反乱を起こさせ、宮殿内の共謀者を一網打尽にする。反乱を起こすようにゴドウィンに勝てる最小限の兵士しか連れてきてない。反乱が起こるのは確信していたが、その報を妹が知らせに来るのは想定外だった」

そんな計画をなぜか教えてもらえないカタリナ。預かったマスカレイドと牢屋のカギを隠して、反乱に備えていた

モニカを連れたシノン組は、ポドールイまで遠い道のりを走破する

レオニード城まで到達すると、すでにゴドウィンの反乱を耳にしていたレオニードから歓迎される。その後、暇つぶしに洞窟へ宝さがしに出かける

そのころミカエルとハリードは、ゴドウィン率いる敵団を前にしていた。敵の前衛部隊はラドム将軍だった。将軍は実直で兵士の評判も良いが、その妻が男爵の娘なので、敵陣営に加わっていた。苦しい戦いが予想される

突如ゴドウィンがゴブリンの軍団をロアーヌ領内に誘い込んだと一報される。ミカエルは領地を守るため、貴重な兵力の消耗を覚悟で、ゴブリンの掃討を決断する。それをみたハリードは名君という噂は本当だなとミカエルを称える

この戦いハリードはミカエルに代わって指揮を執る。ミカエルに何かあったらモニカが悲しむから、後ろのほうで見ててくれという

ハリードが「俺の命を皆に預ける。皆は俺に命を預けてくれるか?」というと、ロアーヌの将たちは「猛将トルネードと共に戦場に立てるとは望外の喜びだ」と呼応した

ハリード軍対、ゴブリン軍団の戦いが始まる。しばらくすると「伝令!「ワレラゴブリンニミカタスルモノイッペイモナシ ラドム」というメッセージの後、ゴブリンが騎兵隊に奇襲される。ラドム将軍がミカエル軍に奇襲を仕掛ける手はずだったが、逆にしっぺ返しを食らった

勝利後、ラドム将軍はミカエルのもとに駆けつける。ゴドウィン陣営に参加したことを謝罪し、加勢したいという。ミカエルはそれにこころよく応じた。ラドム将軍の騎兵隊がミカエル陣営に加わり、兵数は倍に膨れ上がった

いよいよゴドウィン男爵の本陣に挑むミカエル軍。お互いに兵数は五分の戦いになる。戦いが始まるとミカエル側が優勢で、劣勢に陥ったゴドウィンはロアーヌに退却。応じてゴドウィン軍は敗走を始めた

追撃するミカエル軍はついにロアーヌに到達する。ここでマスコンバットは終了。宮殿内はゴドウィンの兵士とモンスターで騒乱騒ぎだが、ミカエルとハリードは先陣を切って進む。

玉座前まで到達すると、カタリナが加勢に加わる。今まで牢屋に監禁されていたが、脱獄してマスカレイド含む万全の装備を取り戻していた

三人がそろって玉座の間に乗り込むと、そこにゴドウィンの姿はない。悪鬼というデーモンが玉座に居座っていた。

悪鬼「ゴドウィンならとっくに逃げだしたぞ。役立たずめ」
ミカエル「お前が黒幕か。目的は?誰の手先だ?」
悪鬼「この玉座、英雄フェルディナントがあつらえた物だな。なかなか座り心地がいい」
ミカエル「そこをどけ!ロアーヌの玉座を汚すことは許さん!」
悪鬼「下らん。皆殺しにしてくれる」

三人で悪鬼を倒して反乱は終了。この悪鬼ゴドウィンに助力した黒幕のようだが、誰の手先か明らかにされない

ポドールイに避難していたモニカ含む5人も、反乱の終局をきき帰還。主人公全員が玉座に集まり、ミカエルが功績をたたえ報酬を渡す。これでゴドウィンの反乱イベントは終了