オリジナル。銀の手とその在処について原作には一切セリフがない。ミューズの悪夢の後、ハリードとシャールが会話形式で説明する(ついでにハリードの過去も
ハ「なんでお嬢様の夢の中に銀の手があるんだ?
シ「こうして目の前にある以上隠す必要はあるまい。銀の手は先代のアルバート王からクレメンス様が預かったものだった
ハ「よくルートヴィッヒに没収されなかったな
シ「あちこちで聖王遺物が盗まれているのは知っていた。そこでクレメンス様は大事な銀の手を隠しておられた
ハ「どうやって夢の中に隠したんだ?おとぎ話じゃあるまい
シ「知らん。俺はただ銀の手の在処はミューズ様が知っている、と聞かされていただけだ
ミ「わたくし、お父様がなくなっと聞かされた時、気を失ったんです。その時、大事な銀の手を箱の中に隠す夢を見ました。あとは何も・・・・
シ「ということだ。今度はこちらが聞く番だ。なぜおまえはルートヴィッヒから姿を隠す?
ハ「・・・俺は見てのとおり、砂漠のナジュ王国から来たものだ。神王教団には恨みがある
シ「それで?」
ハ「大昔の話だが、ルートヴィッヒのやつは神王教団を援助していた。それを名目に俺たちはリブロフに戦争を仕掛けたことがある。俺がやつの顔を覚えているように、やつも俺の顔を忘れちゃいまい
シ「なるほど。お前は有名人だからな
ハ「そのマクシムスってのは何者だ?
シ「新都市街にある神王教団の支部長をしてるやつだ。やつが直々にミューズ様を狙うのは信じられん
ハ「どうもくさいやつだ・・・調べてみる必要がありそうだな
ミ「あら?面白そうですわ。私にもなにかお手伝いさせていただけません?
シ「ミューズ様!?
この後マクシムスの正体に続く