グウェインの住処を後にし、ルーブ山地のふもと小さな村に降りてきた少年
少「小さな村がある・・・お腹すいたな・・・
詩人「おや?あなたこの辺の人ではありませんね?せっかくですから、身の上を聞かせてもらえませんか?
少「みのうえ?そんなこと言われても・・・
詩「ここで会ったのも何かの縁、遠慮することはありません
少「ごめんなさい・・・僕に話せることはありません
詩「なるほど。あなたは伝説の勇者で、四魔貴族を倒すために仲間を集めているんですね
少「そんなこと言ってないです!
詩「あなたを見ていると新しい詩を作る意欲がわいてきます。一緒に旅をさせてもらいますよ
少「えええ!?
詩「ではランスに行きましょう。聖王様ゆかりの地なら、きっと冒険の手がかりがあるはず!
少「・・・
ランスへ向かう途中、サラの荷物運びに遭遇した少年と詩人
詩人「おや?ごろつきが娘を襲っているようですね・・・
野盗「へっへっへ、若い娘だ。高く売れるぜ
タチアナ「何よあんたたち!痛い目見るわよ!
野盗「カモがネギをしょってきたぜ!女も荷物も攫っちまえ!
サラ「だめよスフレ!あなたは逃げて!
少年「クソ!放ってはおけない!助けなきゃ!
四人パーティーで野盗を全滅する少年
タ「助かっちゃった!どうもありがとう!
サ「私たちヤーマスへ商品を運んでいたの。あなたは?
少「僕は・・・ただの通りすがりだ。さようなら
サ「まって!一緒にヤーマスまで来て。お礼するわ
少「僕にかまわないで
詩「まあまあ。せっかくお礼してくるそうですから、一緒に行きましょう。旅は道連れ世は情けっていうでしょ?
タ「あたしスフレ。よろしくね!
サ「わたしはサラ。あなたは?
少「僕は・・・名前なんてない
サ「かわいそう。じゃあ少年と呼ぶわ
少「・・・
ヤーマスまで行くと、通常通り荷物運びの報酬を入手する。主人公の一人サラが加入したので、以後他の主人公も仲間にできるようになる