明確にサポートを目的としたクラスで、不遇兵科扱いされやすい

だがマスクされたデータに重要な値があり、キルアシストが1/3なので最も昇進が速い。またプラズマライフルとディスラプターライフルは距離減衰が少なく命中率が向上する。そのため後半はシューターとして優秀になる。

スキルが弱く敬遠されるクラスではあるが、武器とグレムリンのアップグレード費用は安く、コスパは優れている。レジェンドでは武器のアップグレード費用が高すぎ、昇進が遅すぎるため、主力兵科となる

選ばれし者拠点襲撃で活躍

選ばれし者の拠点襲撃はゲーム中もっとも重要なミッションでいちどしか挑戦できない。その局面で技術兵が最も活躍する

拠点は扉で区切られており、その扉前で監視射撃で待機しておけば、扉をあけて視界にはいったと同時にガーディアン監視射撃を当てられる

敵がいなくても拠点襲撃は時間制限がないミッションなので、何度もターン飛ばして遅延して問題ない

次に後半層に突入した時、初期配置地点のそばに警備兵が確定で配置されているので、監視射撃で待機させて奥に移動すれば射撃できる

最後後半層は毎ターン敵の援軍が湧くので、中央の高台で監視していれば、ほとんど監視射撃にかかる。毎回フリームーブでカバーの後ろに隠れられてしまうと、爆発物がなくなるので、技術兵のガーディアンで仕留めたほうが良い

アサルトライフル

アサルトライフルは武器の中でも優秀な部類に入る。武器の更新が速く、使える兵科が多い。

初期アサルトライフルは弱いが、世代が更新されるごとに距離減衰も減り、命中率が上がっていく。プラズマライフルにブルースクリーン弾を付ければ、グレムリンに攻撃してもらう必要すらないという感じ

序盤のスキャンでボルトキャスターが手に入るようなので、実は武器も問題ない

グレムリン

サブウェポンはグレムリン。時々使う程度で何をしているのかわからんだろうが、アップグレード費用はとにかく安い

MK2にアップグレードするにはセクトポッドの解剖が必要になる。コストは安いが、投入する時期は最後の最後になると思ったほうが良い

そのため遊撃兵のブレードのほうが解禁ははるかに速い(アーコンの解剖で解禁

遠隔ハッキング

町のカメラやハッキング目標物にたいしてハッキングを行う。技術兵の射線が通っている範囲をハッキングできるが、目標物は大体狭い車内や室内にあるのでハッキングしづらい

ハッキングは1アクション消費で、キャンセルした場合は消費なしで潜伏が解除されることはない。そのためとりあえずハッキング成功値を見ることができる。飛んで行ったグレムリンが窓ガラスを破壊した場合は、壊れたままでばれることはない

街灯のハッキングは戦闘で有利になる報酬があるが、大したものはない。潜伏解除後なら大したデメリットはないだろうが

目標物へのハッキングは資源などの報酬がもらえる。技術兵にハッキングさせるメリットがあるが、簡単に近づくことはできない

支援プロトコル

対象の味方ユニットの防御力を2ターン向上させる(20,30,40)。アクション1消費。範囲無限。クールダウン2ターン

パッと見微妙だが、範囲無限で、使用後に射撃もできるので重宝する。

敵AIは防御力の低い目標を狙うので、支援プロトコルを付けると逆に狙われない。側面攻撃を取られている見方を何とか守るためのスキル

メディカルプロトコル

グレムリンによる遠隔回復・蘇生が可能になる。範囲は無限で、使用回数はグレムリン+治療キットの合計数。行動力消費1。

回復力はグレムリンの世代によって増加する(MK2は+1、MK3は+2)

支援プロトコルと同じで二回行動できるので使いやすい。メディキットを持ってなくても一度使えるので、通常のミッションでは十分だろう

実は回復自体死んだ意味ないし、負傷状態でクリアできればメディキット自体不要になる

メディキットは微妙で、毒と止血対策の用。だが毒はあまり食らわないし、難易度が上がると負傷ではなく即死なので、使いどころがない

戦闘プロトコル

グレムリンによるアーマー無視の必中攻撃を行う。使用回数2回。ダメージはグレムリンの世代によって2,4,6。ロボットやタレットにたいして2倍のダメージを与える。世代武器強化ブレイクスルーによってダメージが+1

範囲は射線さえ通っていれば、部隊視界を利用して射程は無限

ロボットやタレットは強力な相手でアーマーも高いので、必中攻撃の中では一番強い。最高で頑丈なロボットに14ダメージを与える

序盤は攻撃の手段が乏しく、ロボットとタレットが脅威なので優先して取得する

ロボットは難易度が上がるほど耐久力とアーマーが上がって驚異になる。レジェンドだとただのタレットですら、アーマー4あるので、スキルも重要になる。

射程が無限なので、支援プロトコル→戦闘プロトコルの組み合わせが使いやすい。

意識回復プロトコル

精神系の状態異常(混乱、パニック、気絶、スタン)を回復する。クールダウン4ターン

対選ばれし者向けのスキルで、二回行動も可能。どうせ一回しか使えないが、選ばれしものは手ごわいので、絶対に持っていたほうが良い。

ミッションの護衛にたまに使う場合がある

妨害プロトコル

機械系のユニットに対してハッキングが可能になる。クールダウンは4ターン。攻撃に分類され、使用するとターンを終了する。キャンセルの場合は払い戻し

射程は部隊視界が適用され、射線が通っていれば遠隔でハッキングできる

ロボットのハッキング防御力が高すぎて、育ち切った技術兵でもろくに成功しない。倒したほうがまだまし。またハッキングはターン経過で解除される

妨害プロトコルを取得してなくても、通常のハッキングとマインドジャックは可能なので、とる必要はない

衛生兵

治療キット(メディカルプロトコル)の使用回数+2回。メディカルプロトコル+メディキットを持っている場合4回まで回復できる。治療キットを持ってない場合は、使用回数は増えない

普通ミッションでは4回も回復する必要はなく、無駄になりやすい

どちらかというとメディカルプロトコルも回復も取ってない場合重宝するスキルで、回復キットのみ所有で3回回復できる。

スキャンプロトコル

技術兵の周囲円形範囲の隠れた敵ユニットを探知する。範囲は視野の二倍で、遮蔽物を通過して探知できる。使用回数は一回のみで、グレムリンマーク3で二回に増加

バトルスキャナーと同じで、クリサリドの潜伏状態を解除する効果がある

バトルスキャナーと同じような効果だが、遮蔽物を通過して探知できるので実用的。建物や壁の裏で遭遇しかねない敵を探したり、アサシンを発見するのに使う

初期だと一回しか使えず、アクション1消費するので使いどころが難しい。せっかく使ったのになにも発見できないのもザラ。アサシンとかロストとか、どの辺に沸いたとか初心者には全然わかんないから

このスキルだけで敵を発見するのは難しいが、音と振動マークの方向で、敵がどのあたりにいるかヒントになっている。視界に入らないように敵を発見するのがベストなので、ヒントとスキャンプロトロルの両方活用して、敵の正確な位置を特定したほうが良い

援護射撃

監視射撃を援護射撃をアップグレードし、移動に加えて敵のあらゆるアクションに対して先手で監視射撃を行う。

対象がカバーから動いていない場合、監視射撃にカバーの防御力が適用される。

敵の監視射撃などのアクションに対しては依然として発動しない。出現してその場で監視状態になる敵MECには効果がない。

敵は射撃の命中率を向上させるため、移動してからの射撃を多用する。ただしたまにその場射撃やサイキックを使うので、その対策スキル。

排他の脅威判定が有用なのでこのスキルをとる必要はない。だがたまにその場射撃をやってくるので、役に立たないことはない

一応敵の真横でターン終了した場合、その場射撃されるので援護射撃がないと反撃できない

脅威判定

支援プロトコルを受けた味方が監視:援護射撃状態(敵が移動か攻撃アクションを行った場合、先手で発砲)となる。ただし、支援プロトコルのクールダウンが1ターン増える(クールダウン3ターン

グレムリンがついている味方は次のターンの終了まで監視射撃状態になるので、自分のターンだろうが敵が動けば即発砲する。潜伏オーバーウォッチを決める場合でも、グレムリンがついている見方は、敵が動けばいつでも発砲してくれる

突進する遊撃兵と相性がよく、接近戦なら監視射撃による反撃も命中しやすい。

自分に付けて監視を行った場合、二回の監視射撃が与えられる。監視射撃自体は一番技術兵が強いので、自分に付けるのもあり

技術兵のスキルの中では2回攻撃のチャンスを作る最も重要なスキル。援護射撃スキルが微妙なので取得はこのスキル一択だろう。

このスキル取得後、支援プロトコルから、射程の長い戦闘プロトコル、コンデンサー放電、チームワークにつなげるのが基本になる。支援プロトコルを多用することになるので、味方から出遅れて射撃には参加しづらくなる

冷静沈着(ゲリラ戦訓練施設

監視と反応射撃の命中率が10増加し、クリティカルヒットするようになる。潜伏解除監視射撃も、このスキルがないとクリティカルが出ない

監視射撃は最終の命中が3割り減なので、このスキルを持っていても通常の射撃より命中率は劣る。ガーディアンスキルをとっていないとあまり価値はない

ただし監視射撃を強化する唯一のスキルで、冷静沈着+キルゾーン持ちの技術兵が監視射撃は最強になる

常時警戒

行動値のすべてを移動に費やした場合、ターン終了時に自動で監視状態になる。移動以外すべてのアクションで不可で、リロードや地面のトレジャーを拾った場合でも不可

ターン終了時に監視状態になるので、自分のターンに遭遇した場合はリアクションショットを撃てない

技術兵は移動力のすくない汎用スーツを装備することが多く、味方の遅れを取りやすい。ダッシュで味方を追いかける時に役立つ

しかしレイススーツやヴァイパーアーマーを着る場合、機動力が高いうえにグラップリングあるので、あまり使う機会はない

難易度が低いと先行した遊撃兵や狙撃兵がどんどん敵を殲滅していくので、使う機会が多い。しかし難易度が上がると前進速度が遅くなるので、あまり使えなくなる

一般的に推奨されるスキルだが、個人的にガーディアンを取得したいのであまりとらない

ガーディアン

監視射撃が命中した場合、50%の確率でもう一度監視射撃を行う。この可能性は累積し、2回以上監視射撃する可能性がある。

監視射撃は命中ペナルティがあるが、プラズマライフルから命中率が向上するので、スコープ付きで高所取れば監視射撃はほとんど命中する

実は脅威判定を自分につけた後、監視を行った場合、二回監視射撃のチャンスがある。この場合ヘアトリガーより高い可能性で二連打できる

ガーディアンはゲーム中最も評価が難しい玄人向けのスキル。監視射撃は相手が監視に引っかかってくれないと攻撃できないので、通常の射撃より使いどころが難しい。

その代わり移動中の相手はカバーボーナスがなく、監視射撃に特化した技術兵に限りリターンが大きくなる。また監視射撃はその特性上逃げながら射撃でき、距離を離しつつ安全に交戦できる

もちろん監視射撃を無効化する敵や、カバーを使わない相手には命中が悪くなるので、使いどころが難しいんだが

選ばれし者のアジトでは、扉前が監視射撃の有効な仕掛けポイント。扉を開けた瞬間に視界に入った敵がアクティブになるので、監視射撃を仕掛けることができる。要所なので、必ずガーディアンと驚異判定もちの技術兵を連れて行ったほうが良い。毎回3~4回は射撃できる

また選ばれし者の後半戦では、毎ターン敵が湧くので、毎回監視射撃のチャンスがある

前述の理由でガーディアンが有用なので、排他の常時警戒より優先度は高い

回復

全員を一回だけ回復できる。メディキットやメディカルプロトコルと異なり行動終了となる

長期戦向けのスキルで普段のミッションではあまり活用されない。

ただしメディキットを持ってなくても回復の使用回数を増やせるのがメリット。メディカルプロトコルと回復の両方を取得しておけば、メディキットなしで2回回復できる。

使うと行動終了だし、通常のミッションだと全員回復自体あまり必要ない。コンデンサー放電のほうが優先度がたかく、長期戦ミッション直前に取得すれば十分

コンデンサー放電

自身の射程内で、隊員が見えている場所にグレムリンを送り込んで範囲攻撃を行う。グレネードのような射程と半径だが、地形を破壊できない

アーマー貫通効果と破壊効果はない。

機械系のユニットに対してはダメージが1.5倍に増加する。1戦闘あたり1回。スタン効果があり対象がマインドコントロールしている場合解除

コンデンサー放電ダメージ
  通常ダメージ ロボット
初期 3~6 5~8
マーク2 5~8 8~12
マーク3 7~10 11~14

範囲攻撃に地形の貫通効果はなく、壁越しの相手は攻撃できない

一回しかつかえないグレネードの強化版で、射程内であればどこにでも飛ばすことができ、マインドコントロールを解除できるので貴重

長期戦向けではないが、後半戦では大体マップの端にセクトポッドやゲートキーパー潜んでいるので、ダメージ源として役立つだろう

XCOMスキル

頭上の死神やホロターゲッティングはどんな兵科でも有用だが、監視射撃を多用する技術兵向けではない

キルゾーンがいちばん優先高くて、監視射撃を強化できる技術兵は最強のキルゾーン使いでもある

ついで遊撃兵のディープカバー。マイナーなスキルだが監視と屈むが両方行える

技術兵ビルド例

技術兵ビルド例
ビルド名 ガジェッティア バトルメディック
伍長 メディカルプロトコル,戦闘プロトコル メディカルプロトコル
軍曹 意識回復プロトコル 意識回復プロトコル
中尉 スキャン・プロトコル スキャン・プロトコル
大尉 脅威判定 援護射撃
少佐 常時警戒 ガーディアン
大佐 コンデンサー放電 回復
武器 ディスラプターライフル ディスラプターライフル
アーマー ウォーデンアーマー ウォーデンアーマー
ユーティリティ メディキット,スカルマイン ブルースクリーン弾,スカルマイン

ガジェッティアは技術兵の一般的なビルドで、グレムリンのダメージと回復を駆使して、味方をサポートする。序盤向けのビルドで、初期のアサルトライフルが弱いので戦闘プロトコルのダメージが重宝する。

欠点はハッキングできるオブジェクトがないミッションでは、ハッキング能力とスカルマインはあまり役に立たない。要塞系はハッキングできるオブジェクトがないのでメディック装備のほうが良い。ただし秘密基地は必ずセクトポッドとアドベント兵がいるので、スカルマインやハッキングが役に立たないわけではない

バトルメディックはメディキットを持った射撃手で、回復以外は監視射撃で全部何とかする。晩成なビルドでプラズマライフルから命中が向上するので、ブルースクリーン+プラズマライフルで大抵の敵に対応できる。射撃が強いのでグレムリンに頼る必要もない

攻撃スキルに乏しく地味なビルドだが、ブルースクリーン+ディスラプターライフルの組み合わせは、後半の強敵に弱点になっているため、致命打を与えることができる。また長期戦に適しており、回復と射撃の組み合わせで戦闘力が落ちることはない

ユニークなのが常時警戒,ガーディアンの組み合わせだ。アクションを使い切った状態でも、監視状態で敵を迎え撃てるので、探索も可能。また味方がピンチに陥ったとき、グレムリンを飛ばすのではなく、自分が味方のもとに走って監視射撃で敵を迎え撃つ

技術兵が戦闘力を追求するのに違和感があるが、戦力的なアドバンテージはある。というのも技術兵がキルを取ってくれれば、遊撃兵がキルをとる必要がなくなり、潜伏を維持できるためだ。