ごっつええD4C第二話
一回目の続き。
YOU子のアパート室内
複数のファニーバレンタイン大統領は、どくろ仮面と問答を続けていた
その目的は、無所属のスタンド使いドクロ仮面を危険視。
決闘を装い直々に抹殺するため
しかしドクロ仮面はスタンド使いとしては三流だが、芸人としては一流。
複数のファニーバレンタイン大統領+D4C
対どくろ仮面の対決が始まる
「ドクロさんのスタンドってどんな能力なんですか?
「おうしゃあないな。この杖をこうするとな
ドクロ仮面がステッキを向けると、エアコンから冷房が流れる
「で、ここをこうするとな
ドクロ仮面がステッキを向けると、テレビの画面が写る
「どや?便利やろ
「あの…スタンドって
「これがワシのスタンドや。この杖がなんでもリモコンになる
「え…それスタンドですか
「せや。便利やろ?
「…
「便利やろっ!!?
どくろ仮面は、ドクロのステッキでD4Cの頭をたたきつけた
「あっはい!すんません!!
「あのドクロさん名前はなんですか?
「名前ってなによ
「スタンドの名前です
「そんなのないよ
「なんで自分のスタンドにかっこいい名前つけないんですか
「は?そんなのいらんやろ
「デーモンヘブンズ
「は?
「それがドクロさんのスタンド名です
「えそんな勝手に
「ドクロさんの守護霊の名前です
「いやええて
「引いたタロットカードが運命を暗示してます
「もうええねん!いちいちデーモンヘブンスなんていうか?
「僕はええと思いますけどね~。言うてみてくださいよドクロさん
「デーモンヘブンスッ!
どくろ仮面がステッキを指すと、電機ポッドが急騰する
「ドクロさんめっちゃええじゃないですか
「ほ~ええか。デーモンヘブンスッ!
ドクロ仮面が、D4Cの頭をステッキではたく
「ちょ!痛いじゃないですか!
「これがワシのデーモンヘブンスや。スタンドでスタンドを攻撃して何が悪い
「止めてください!スタンドを攻撃すると本体もダメージ受けるんですよ!
「ほんなら本体もしばいとこか
ドクロ仮面が、ファニーバレンタインの頭をステッキでしばく
「痛!それスタンドじゃなくて、ただの武器じゃないですか
「ほかにどうせえいうねんこのスタンド。あ!?
「ドクロさんほんまやめてください!
周りの人間は、ドクロ仮面を取り押さえた
「ほんま、なんやねんこのスタンド…
ドクロ仮面は肩で息し始めた
「あのドクロさん、そろそろ時間的に僕らと戦っていただきたいんですけれども…
「あかん
「えなんでですの!?
「これ見た感じ近距離パワー型のスタンドやろ
どくろ仮面は、ステッキでD4Cを指した
「あ…はい
「射程は?
「え…どっちかというと、接近戦よりかな思いますけども…
「せやろ?だからそんなスタンドに、接近戦を挑むアホがどこにおんねん
「…
「ええな?ほな帰るわ
ドクロ仮面は、アパートの玄関から出ていった
「え?ちょっ…追えや!あのおっさん(ドクロ仮面)D4Cの能力と射程を知っとる!もう生かしておかれへん!!
複数のファニーバレンタイン大統領は、アパートを飛び出た