電子書籍を移動先で読んで勉強しようと思ったが、画面が小さすぎて目が疲れる。
そこで同時に携帯する用途で購入したのが、このamazonfireHD8である。
1280x800の8インチHDのタブレット。
プライム会員なら4000円引きで、8000円程度で購入できる

androidアプリを使用可能にする簡単な方法

OSはスマホのandroidだが、amazonで配布されているアプリしか利用できないという大きな制約がある。しかし以下の方法でgoogleplayのすべてのアプリが利用できるようになる。

  1. Fire HD の設定を開き、セキュリティを選択
  2. 「不明ソースからのアプリ」タップし、許可を選択
  3. このページをfireHDで開いて、以下の四つのファイルをダウンロードして実行する
  4. Google_Playストア
  5. Google_Play開発者サービス
  6. Googleアカウントマネージャー
  7. Googleサービスフレームワーク
  8. fireHDのホーム画面にできたgoogleplayアプリを実行する

しかしいくつか制約があって、ホーム画面に干渉するものは動作しない。
ランチャーソフトのファイルショートカット機能などである。
X-ploreホーム画面長い押し→ヴェジットでファイルのショートカットを作成する機能があるが、動作しない
lineなど、通話機能を使う物は動作しない。lineは別の端末でどうさせようとすると、以前の端末では利用できなくなるので、fireHDでの使用はお勧めできない

通信機能はwifiのみで、料金を払ってのデータ通信や音声通話は不可能

この機種の通信機能はwifiしかなく、自宅のwifiでインターネットに接続して使うか、自宅のPCからデータを通信して、移動先で使うことを想定している。しかし現在ではコンビニやネットカフェなどwifiスポットは数多くあるので、そういったサービスを利用すれば使い道は広がる。

またandroidおよびiosにはポータブルwifiアクセスポイント機能という機能がついている。これはスマホをwifiスポットして利用する機能で、fireHDはこれを利用して、インターネットに接続できる。つまりスマホを同時に持ち歩いていれば、どこでもネットにつながる

Windowsとの連携は非常に良好

androidOSはPCとマイクロUSBで接続して、充電とファイルディレクトリの受け渡しが可能である。
しかしスマホによっては、PC側にアプリをインストールしなければならないものや、接続毎にセキリティ認証しなければならないものがある。
一方fireHDはこの機能が快適で、PCと接続するだけで、windowsのエクスプローラからファイルの受け渡しが可能。さらにX-plore File Managerのlan通信でのPCとのファイル受け渡しも動作する。そのため、PCとつながなくても写真やファイルなどを受け渡せる。

本体は頑丈で、ケースや液晶フィルムなど不要

スマホは軽くて薄いが、ガラスのようなもろさがあるため、ケース無しだと液晶にヒビが入りやすい。
fireHDはスマホに比べてサイズが大きく、重い。
しかしその文本体が頑丈にできており、落下させても外装やディスプレイに傷がつくことはほとんどない

解像度は低めだが画面は見やすい

firehdの解像度は少し低く、画像を美麗に見ることはできない。
しかし画面が大きいため、画面の見易さはスマホよりずっと上で、目が疲れにくい。
画面が大きいことを利用して、設定からフォントサイズを最大にして使うのが良い。
文字の入力も非常にやりやすく、メールやlineメッセージの送信を快適に行える

カメラ機能は取りづらく、解像度は低い。

fireHDはサイズが大きいので、もって被写体をカメラで撮影がやりづらい
しかも写真解像度が低いので、カメラ用途としてスマホに劣っている。
ぶっちゃけスマホ持ってない人ぐらいしか使い道がないので、本体から省いてもいいくらいだ

この機種で撮影する場合、かならず本体を横にして両手でもって撮影すること。
背面のカメラを指でふさがないように、本体を回転させて、両手でもって撮影するしかない。
ただし撮影した写真をPCに写すのは、前述の理由でスムーズに行える

ホーム画面をカスタマイズできない

ホーム画面のカスタマイズはほとんど不可能で、上のヴィジットを消すことができない。
また新たなヴィジットを追加することもできない

他のfireシリーズと比較して

現在fireシリーズは7、8、10インチのラインナップがあり、fireHD8は中間に位置する。画面の大きさと解像度はfirehd10に劣るが、バッテリー容量がもっとも大きい12時間。携帯には一番適しているのだろう。

小さなスマホと同時に携帯すべき

私は4インチのi-phone5ユーザーだが、画面が小さすぎて、マップと電話にしか利用できない
FireHD8はその欠点を見事に補ってくれた
fireHD8で電子書籍を読み試験勉強できるようになった。
移動先でも画面が大きくキーボード入力で文字入力できる

また逆にi-phone5のような小さいスマホは、fireHD8側の欠点も補ってくれた
firehdは大きいため、移動中に見ることができないが、そこは小さなスマホを使う
firehdには通話とモバイルネットワーク機能がない弱点がある。
そのためwifiスポットを利用しないとfireHDはネットできないし、電話なども不可能
しかしスマホに搭載されているポータブルwifi機能によって、fireHDはスマホの回線でネットに接続できる

両者を持っているとびっくりするぐらい便利なので、4インチのスマホとfireHDは同時に持つべきである
しかし5インチ以上のスマホの場合、画面がそこそこ大きく、スマホだけで事足りてしまうことがあり、fireHDを持つ利点は薄れる
5インチ以上のスマホをもつ場合、同時に携帯するならノートPCを持つべきだろう

また微妙な事柄だが、fireHDは本体が多きくて撮影しづらい上に、解像度は微妙である
そのためやはり小さなスマホの撮影機能は重宝する

付属品は充電ケーブルのみ

本体に付属しているのはマイクロUSBと、コンセントへの接続できるコネクタのみである
このケーブル一本で、コンセントにつないで充電と、PCにつないで充電とデータの受け渡しができるので、全く困ってない

またスマホなどで使っているマイクロUSBケーブルももちろん利用できる

イヤホンを使う場合

個人的に購入した付属品はイヤホンのみ。
音楽があると外音を遮断でき、電子書籍の読書により集中できる
これもどこにでもあるようなふつうのイヤホンやヘッドホンが利用できる

購入したのはパナソニックの60cmイヤホンRP-HJS150-K
値段は600円のものありふれたもの。
安ものだが性能は十分で外音は遮断できるし、音で耳が痛くなることもない。
安ものでも最新のものはやっぱり性能がいいなと痛感した。
60cmと短いものを選んだのは、携帯するときに短いほうが便利だから。

しかし実際使ってみると、60cmでは短すぎる。
fire8のイヤホンコネクタは上部についており、短いイヤホンは顔から遠くて使いづらい

そこで画面を逆さに固定して、イヤホンコネクタを正面に向ける
これなら60cmイヤホンでも、十分長さが足りる

まず本体を回転して、ディスプレイ表示を一回転させる。
設定→ディスプレイ→現在の向きに画面を固定
を選択して、画面を逆さに固定する
これで常にイヤホンコネクタを下向きに向けて利用できる
電源ボタンが下側に来てしまうので、多少違和感があるが、慣れれば問題ない

お勧めの設定

ホーム画面の設定

デフォルトだとホーム画面をスワイプすると、アプリ画面がスクロールされる設定。
しかしこのままだと下の画面にあるアプリを上の画面に移動するのが難しい。
そこでこの設定をoffにする

設定→アプリとゲーム →Amazonアプリケーションの設定→ホーム画面→ホームページナビゲーションを変更をoff

ホーム画面の設定は、amazonのコンテンツをあまり利用してない場合、すべてoffでもよい

キャンペーン情報の設定

amazonのキャンペーンに興味がない場合offにしてしまう

設定→アプリとゲーム →Amazonアプリケーションの設定→キャンペーン情報→ロック画面のキャンペーン情報→off

使わないamazonアプリケーションは、フォルダにまとめて端っこに

googleplayでアプリをインストールしていると、amazonのアプリケーションはほとんど使わない。
しかしこのアプリケーションを削除することはできない。
そこでフォルダにまとめて邪魔にならないようにする
やり方はamazonアプリを押しっぱなしにして、ほかのアプリに重ねる。フォルダが作られる

お勧めアプリ

X-plore File Manager

多機能なファイルマネージャアプリ。
tetrafreeのほうが使いやすいが、テキストの作成やファイルの移動などが可能なので、
andorid内部のファイル整理用にあったほうがよい

多機能でUIで画面が占有されるため、小さいスマホでは扱いづらいが、
画面が大きいfirehd8タブレットととても相性がよく、一番よく使うアプリである。
画像や音楽、ドキュメントなどすべてのファイルの整理と閲覧ができる。

ファイルの移動は特殊で、やり方を覚える必要がある
まずこのx-ploreアプリは常に二つのディレクトリのフォーカスしていて、閲覧を切り替えられる
ファイルの移動には、開いてないほう片方のディレクトリに移動する
そのため、ファイルの移動先と、移動したいファイルをあらかじめフォーカスしておく必要がある
聞いてもよくわからないと思うが、実際わかりづらく不便だと感じる

Yahoo!ショッピング

スマホやタブレットなどでyahooショッピングが利用できるだけのアプリ
このアプリがお勧めなのは、5の付く日でキャンペーンポイントがもらえるのと
8インチのfirehd8の画面だと商品を購入しやすいからである。
まあ5の付く日だけ使うアプリである

Jota Text editor

多機能なテキストエディター
しかしfire8の大きな画面でも、文字入力の精度はキーボードには及ばない
キーボード画面が大きく使える横画面にしても、誤字だらけになってしまう。
やはりタブレットやスマホでは文字入力は向いてないといわざるを得ない。

活用するコツはtxtディレクトリをきっちり作って、そこをデフォルトディレクトリに設定しておくこと
内部ストレージ直下に"txt"ディレクトリを作成
jotatexteditor→設定→ファイル設定→デフォルトディレクトリを指定→txtディレクトリを指定する

さらに設定→ツールバー設定→新規ファイル+ファイルを開くを登録する

デフォルトでは新規作成と、ファイルを開くが登録されておらず、不便である

notepad

jota text editorは多機能のtxtエディター。
しかしとっさにメモを取りたいときは、このアプリが一番向いている。
しかし機能は少なく、text出力はされず、ほかの端末でデータを利用できない
本当にとっさにメモを取りたいときのアプリである。
しかし携帯用の端末では便利なアプリだ

Pi Music Player

デスクトップPCから音楽をフォルダこと内部ストレージにコピーする場合、amazonで音楽を買わないので、デフォルトのmusicplayerは不要である。
Pi Music Playerは普通の音楽再生アプリだが、amazonプライムミュージックが表示されない分、わずらわしさがなくてお勧め