私の部屋は北側でかつ雨戸がなく、夏は暑く冬は寒いという悲惨な部屋である。窓に断熱ライナーと断熱レースカーテン、エアコンで今年の冬は寒さを乗り切ろうと考えていた。しかし、部屋が暖かくなるまでに時間がかかりすぎる上、窓からの冷気ですぐに冷やされてしまう。またエアコンはこまめに換気が必要で、部屋を苦労して温めても、部屋を冷やさなければならない。

エアコンは部屋の暖房に不適合な上に力不足で、凍える手足を温めることができない。むしろ一人部屋で局部を温めたいのであれば、ストーブを導入したほうがよいという結論に達する。

ストーブももっとも電気効率がよいものとして、グラファイトヒーターが目に留まった。これは最新の電気ストーブで、400Wの消費電力ゆえ、一時間8円程度の電気代しかかからない。

部屋を温める力は力はないが、即暖かくなる上、近くだとストーブと同等の暖かさがある。これで、布団に入る前に氷のようにつめたい手足を温めてようやく眠れるようになった。現在はエアコンで室内を暖めるのを完全にあきらめて、自分ひとりだけ電気ヒーターで温めて、シンサレート布団にもぐりこんでいる

アラジン 遠赤グラファイトヒーター ホワイト AEH-G421N-Wは、400Wの一種類しか選べないが、その分軽くて小さい。自分ひとり温めたいなら400Wで十分だし、小さいので掃除のとき邪魔にならず重宝している。また点火時に暖かな赤い光を発するため、光源としても地味に役立っている。久々に本当に買ってよかったと思える家電製品だった。