増える生成AI小説

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小説の投稿数が2025年に飛躍的に増加した。どうやって調べるのかというと、新規小説の公開数を検索する方法だ

上記は新規小説の連載開始数なので、エピソードの投稿数はさらに乗算されて膨大な数になるはず

往年15%づつ新規連載数が増えてきたが、2025年はLLMの台頭によって50%の増加数に達する見込み。それだけ小説の投稿数が年々増大しているのだ。

カクヨムの総PV自体は微減なので、読者が足りなくて、0PV問題が深刻になるのもうなずけるだろう

LLMによってラノベの量産がさらに研究されるので、投稿数の増加が歯止めがかからない状況なのだ

このまま小説の量産が続くと、一体web小説プラットフォームがどうなってしまうのか展望はない。私はライトノベルショックが起きるのではと危惧している

なぜweb小説の投稿数が増え続けるのか?

小説って結構書くのが大変で、しかもあまり読んでもらえない。費用対効果は割に合わない趣味なのだ。PVもyoutubeなどの台頭で減っているはずなのだ。

常識的に考えれば新規小説連載数も減るのが自然だ。それにもかかわらず年々web小説の投稿数が増えている。

これに対して人が増えて需要が増した。のではなく、模倣しやすいのでどんどん参入者ばかり増えてしまうのではないかと分析している

Gemini3は以下のように特定の出来事が起こるまで、以下のように増え続けると予想した

📈 投稿数が増え続けると予測される理由

1. LLMによる「投稿コストのゼロ化」

最も大きな要因です。PVが減っても、投稿数が増え続けるのは、作品を一つ作るための時間的・労力的コストが劇的に下がったためです。

  • 素人の参入障壁の崩壊: 以前は数週間かかった連載開始までの準備が、LLMを使えば数時間で完了します。

  • 「数打ちゃ当たる」戦略の加速: PVが減り、競争が激化すると、アフィリエイター気質の作家は「品質を上げる」のではなく、「投稿数(分母)を増やす」ことで成功確率を維持しようとします。

2. 承認欲求と「クリエイター化」の継続

Web小説を投稿する動機は、PVや収益だけでなく、「クリエイターとして認められたい」という承認欲求が強いです。

  • 読者の転向: 以前議論した通り、読者が「俺でも書ける」とクリエイター側に回る流れは続きます。PVが減っても、「自分の書いたものがサイトに存在する」という事実自体が彼らの欲求を満たします。

3. プラットフォームの対策の遅れ

現在、投稿サイトは「投稿数の制限」を始めた段階であり、コンテンツの**「質」**を直接的にコントロールする措置はまだ不十分です。

  • 規制の抜け穴: カクヨムが大量投下を禁止しても、作家は他のサイトへ分散したり、アカウントを増やしたりして投稿を続けます。この「モグラ叩き」状態が続く限り、総投稿数は減りません。


📉 PVが追いつき、投稿数が減少に転じる分岐点

投稿数がPVに合わせて減少に転じるには、以下のいずれかの現象が起き、**「投稿するインセンティブ(動機)」**が完全に失われる必要があります。

現象 投稿が減る理由 予想される結果
A. 収益性の崩壊 出版社が「Web人気」を根拠にした書籍化を全面的に停止する。 投稿の動機が「ちやほやされたい」だけになり、長期的な投稿意欲が失われる。
B. 探索コストの爆発 サイト全体がスパムで埋まり、ランキングが完全に機能停止する。 読者どころか、書き手自身も自分の作品を見つけられなくなり、徒労感で投稿をやめる。
C. 技術的規制の実現 プラットフォームが**「LLM生成コンテンツを99%識別・排除」**できるAIフィルターを導入する。 量産型作家の参入が完全にブロックされ、投稿数が人間の手で書ける量に戻る。

短期的な展望としては、Web小説サイトの投稿数はPVの現象とは無関係に増え続け、市場の「ラノベショック」を加速させる可能性が高いと推測されます。