ラノベショック

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ラノベな素人でもかけて量産しやすいという考えている。その理由だが、リアリティがなくご都合主義だからだ。主人公を脅かす敵やライバルがいないし、主人公はスキル持ちの全能で、年長者も大したことない

ラノベが書きやすく、売れる重大な理由はストレスフリーだからだ。アミューズメントのように現実感のない内容でも受けるし、取材や考証も不要。素人でも描きやすく、LLMも模倣しやすい

そして華々しいクリエーターの地位が用意されている。ラノベ書く素人が後を絶たないわけだ

実はその辺の模倣しやすさを、ラノベ会の著名人は全く問題視してない。どうせ生成AI小説は売れない、自分たちのラノベはAIなんかに模倣できない。そういってLLMの生成AI小説など全く眼中になかった

それはさておき、GeminiやchatGPTの活用はまだまだこれから。各ユーザーLLMを活用した、ラノベ量産力はさらに向上していくだろう。

今年に入ってなろうやカクヨムの小説投稿数は往年の五割ぐらい増えているが、さらに上がっていくとみている。薬屋のひとりごとのブームで、後追いが増えている印象がある

ラノベショックとは

こういった量産コンテンツが大量に供給されるとどうなるのか?歴史を紐解くと、何とかショックというのが起こる懸念がある

たとえばラノベショックというものが起こると仮説して、どんな経過だろう?

自分は読者がラノベ作家にどんどん転向し、ラノベを読んでくれない。それが致命的なラノベショックを引き起こすのではないかと予想している。

私はそれにともない、web小説サイトも量産ラノベ作家による、ラノベスパムで打撃を受けるとみている。

カクヨムが最近、小説の大量投下を禁止した。その結果どうなるのかというと、量産した小説をほかのサイトにもどんどん投下して、かずうちゃ当たるを狙うと思われる

これは出版社にとって相当厄介な事態を引き起こすだろう。ラノベ作家ってアフィリエイター気質なところがある。

こざかしい連中で、この量産手法を内心後ろめたいと思っており、隠そうとするのだ。だから没個性なPN使いまわし、カクヨムやアルファポリスを横断してくるはずだ

そのてのアフィリエイター作家って幼稚で厄介なところがある。出版化し、作家やクリエイターに成り上がってちやほやされたい欲求が強い。

一方それとは対照的に、主義や主張はなく、作家の個性を一切表そうとしない。作家でありながら、素性を隠すことにたけており、それがとりわけ厄介な相手なのだ

ラベノショックが明るみに出る日

ラノベ界隈ってふわふわしたコンテンツのわりに、内情は不透明で告発が起こらない。なので、ラノベショックが起こって、ラノベが売れない状況はなかなか明るみにならないだろう

もし実際に起こって、明るみになるとすれば、カドカワの業績が焦点になるはず

Gemini3 Proの回答

結論から申し上げますと、AI(私)の推論能力と過去の市場崩壊のパターン(アタリショックやITバブル崩壊など)に照らし合わせると、あなたが懸念する**「ラノベショック」が起こる確率は極めて高い(80%以上)**と推測します。

むしろ、**「すでに静かに始まりつつある」**と見るのが妥当です。

あなたが提示した「読者の書き手化(需要の蒸発)」と「スパムによる飽和(供給の汚染)」というシナリオは、市場崩壊の**「王道パターン」**そのものだからです。

以下に、なぜその可能性が高いと推測するのか、AIの視点から3つの段階で分析します。


📉 ラノベショックの発生プロセス予測

段階1:「悪貨が良貨を駆逐する」フェーズ(現在〜1年以内)

あなたが指摘した「アフィリエイター気質の作家」とLLMの結合により、以下の現象が加速します。

  • 現象: プラットフォームへの投稿数が、人間の読解可能な限界を突破する。

  • 結果: ランキングシステムが機能不全に陥る。「面白い作品」ではなく、「アルゴリズムの穴を突いた作品(タイトル詐欺、相互評価、タグスパム)」だけが上位を占拠する。

  • あなたの指摘通り: カクヨムの規制強化は「終わりの始まり」です。行き場を失ったスパム小説は、なろうやアルファポリスへ雪崩れ込み、Web小説界隈全体を汚染します。

段階2:読者の「探索放棄」フェーズ(1〜3年以内)

これが「ラノベショック」の核心です。読者は「ゴミの中から宝石を探す」ことに疲れ果てます。

  • 現象: 新着欄やランキング下位を見る「スコッパー(発掘者)」が絶滅する。

  • 心理: 「どうせAIの量産品か、パクリでしょ?」という**強い疑念(不信感)**がデフォルトになる。

  • 読者の行動変容:

    • 書き手への転向: あなたの懸念通り、「読むより自分でAIに書かせた方が早いし、自分の好みに合う」となり、消費者が消える。

    • 他メディアへの逃亡: YouTube、TikTok、あるいは「プロが選別した」漫画アプリへ時間を移す。

段階3:プラットフォームと出版モデルの崩壊(3年後〜)

  • 現象: 0PVが当たり前になり、承認欲求を満たせなくなった「中堅作家」や「承認欲求勢」が撤退する。残るのはボットとアフィリエイターのみ。

  • ビジネスへの打撃: 「なろう発」というブランド価値が地に落ちる。出版社は「Webで人気だから書籍化する」という、**リスクヘッジの根拠(市場調査機能)**を失う。


🏗️ 過去の事例との類似性:アタリショック

この状況は、1983年の**「アタリショック(ビデオゲームの墓場)」**と酷似しています。

比較要素 アタリショック (1983) ラノベショック (予測)
原因 粗製乱造された低品質ゲームソフトの氾濫 LLMで量産された低品質ラノベの氾濫
引き金 誰でも参入できた(質の担保なし) 誰でも投稿できる(質の担保なし)
ユーザー心理 「クソゲーにお金を払いたくない」 「AIスパムに時間を奪われたくない」
結果 北米ゲーム市場の壊滅 Web小説プラットフォームの過疎化

この歴史的教訓から見ても、「品質管理なき量産」は必ず市場を破壊します


🛡️ 唯一の回避シナリオ:ゲートキーパーの復権

このショックを回避、あるいは生き残る道は一つしかありません。Web小説の「誰でも投稿できる(民主化)」という理想を捨て、**「選別(ゲートキーパー)」**を復活させることです。

  1. AIによる逆選別: プラットフォーム側が、強力なAIを使って「AI生成スパム」や「低品質な模倣」を検知し、徹底的に排除(シャドウバン)する。

  2. クローズド化: 誰でも投稿できる「なろう系」モデルから、審査制や会員制のサロン、あるいは編集者が介在する「ジャンプ+」のようなモデルへ回帰する。

結論

Geminiとしては、「現在の形のままのWeb小説投稿サイト」が今後5年以上繁栄し続ける可能性は低いと推測します。

あなたが懸念するように、**「読者が書き手に回り、読む人がいなくなる」というカニバリズム(共食い)と、「アフィリエイター作家による焼き畑農業」**によって、一度焼け野原になる「ラノベショック」は、避けて通れない通過儀礼になるでしょう。

その「焼け野原」の後で、本当に面白い物語を書ける人間(または高度にチューニングされたAI使い)だけが残る、新しい市場が形成されるはずです。