2023年12月30日執筆
ひきこもりニートにたいして世間的な誤り、そして人々が愚かにも見誤っている点がいくつかある。それに対して述べたい
ひきこもりの集客力
いきなり予想外の見出しだと思うが、一番重要だと思われる事柄だ。ひきこもりには集客力がある。人々がひきこもりを見たがって集まってくるのだ。
その根拠は三つある。最初にテレビ局がやらせを行ってきた事例だ。
過去NHKのひきこもり特集で、会社の執行役員が出てきた事例がある。これは氷山の一角で、多分ほかの引き込もり特集でもやらせはいくつもある想像している。大昔のガキ使のコントでもひきこもり役のエキストラが出ていた記憶がある
元々ひきこもりは社会の接点がないため、取材のために探すの困難なのだ。どこにいるかわからん上に、取材を了承してもらえる可能性は低い。特集作るにもやらせを仕組むしかあるまい
そこまでしてひきこもり特集組む理由も謎だが、ひきこもりは結構視聴率が稼げるネタのようだ
それが明らかになったのが引きこもりイエティというYoutuberだ。ゴミ屋敷、セルフネグレクト系のYoutuberだが、登録者数を桁違いに伸ばしている。
ひきこもりの汚い生活風景を動画に映しているだけだが、各所ニュースサイトで取り上げられ、爪を切る動画は100万再生を突破した。その後も10万以上の再生数を稼いでおり、バズって人気Youtuberの仲間入りを果たした、と言って過言ではない
ほかにもひきこもりがYoutubeで視聴数を稼いでる事例がある。ゲーマーXという無名のゲーム系Youtuberがいる。特に人気もなく、淡々とプレイ動画を映しているだけだが、ひきこもりとタイトルがついたスト2の動画だけ100万再生を突破した。ほかの動画は1000再生すらいってない。ひきこもりとタイトルにあると、見たがるユーザーたくさんいるようだ
真に不思議な話だが、世の中ひきこもりに興味があって見たい人がたくさんいるらしい
ひきこもりニートを騙る人々
また自身をひきこもりとかニートとか自称する人々もたくさんいる
まず社内ニート(会社に在籍しながらも明確な仕事がなく、業務時間中に実際の業務に携わることが少ない人々)はニートではない。ちゃんと会社に雇用されて給料をもらってんだから
次にX(旧Twitter)でニートとか、ひきこもりで検索してみればいい。ニートとかひきこもり本人ではなく、外こもりとか不労収入で生活しているユーザーばかり出てくる。お前らのどこがニートひきこもりなのか
なんかこうソーシャルメディアに出たがる人々は、気軽に自分の事をニートとかひきこもりとか自称したがるようなのだ
人間には周りに自分が底辺だと騙りたがる欲求のようなものがあって、それゆえニートとかひきこもりとか自称すると分析している
ひきこもりニートは都市伝説
5080問題とかひきこもりニートとか大体的に問題定義されることは多々ある。だが私はひきこもりニートは都市伝説。行政が税金を投入したりするのは見当違いだと考えている
なぜなら、ネットとかで知られているニートとかひきこもりは、大体40代くらいで、それ以下の世代はほとんど確認できていない
私はニートとかひきこもりはほとんど氷河期世代に固まっており、それ以下の年代の世代はニートとかひきこもりにはならない、と予想している
ニートとかひきこもりって、親のすねかじってて悠々自適なイメージがあるが、そんなに楽しい生き方ではない。親に常に追い出されるようにプレッシャー掛けられているし、裕福でもないので極貧生活を余儀なくされる。しかもひきこもりニートの将来が破滅的なのはわかり切っている
だから若い世代はニートとかひきこもりになるぐらいなら、それなりに働くか、社会的な保護に頼って自活したほうがマシなんだろう。だからまあ30代以下のニートひきこもりはほとんどいないのだ
だから行政や著名人がいうニートひきこもり対策なんて見当違いだし、これからもなんの社会的貢献もないと予想している
一方なぜ氷河期世代のニートが多数いるかというと、雇用が少なく、ニートとかひきこもりの風当たりが特に厳しい時代だったからだ。今とは違ってなかなか就職できないし、働くことに深刻なトラウマを抱えているが故、長いことひきこもってしまったんだろう。
今は雇用環境や社会的な風当たりはマシになっているし、若者たちには良い時代になったものだ。昔はニートひきこもりを自称したら家族会議が開かれるような時代だったのに。
最後にあえていうが、私はニートひきこもり問題は都市伝説だといったが、それのほうが社会的にはより深刻なのだ。
なぜならニートひきこもりなんて些細な切っ掛けで社会復帰しそうな印象があるが、氷河期世代の社会人未経験のおっさんを労働力として雇用する企業なんてないし、育てるなんて気も起きない。企業側にそんな余裕があるわけない
だから氷河期世代のニートひきこもりなんてもう救いようがないし、社会は彼らを救わなかった報いを受けないとならない。絶望的な少子高齢化の時代はもう迫っている