ルーブ山地の頂をねぐらにするドラゴン。名前が非常にややこしくてグウェインと表記すると誤りになる

かつて母親のドーラが聖王を背に乗せて、ビューネイを打ち取った。しかしビューネイがいなくなり、ドーラが空を支配するようになると、人を襲い金品を奪い始めた。今度は聖王がドーラを打ち取り、涙した伝説がある

その直後、ドーラの卵からかえったグゥエインを、聖王が引き取り名前を付けた(エンサガ

そもそも聖王は自分の名前がないのに、人の名前を付けるのは変な話だ

上記の伝説になぞらえて、今作ではグゥエインとビューネイ討伐に共闘することができる。しかもその後母親そっくり、小さな村を焼いてくれる。

今作ではドラゴンの設定はなく、詩人が「竜を殺すは聖王が定め」と歌うだけである。詩人の歌をそのまま解釈するなら、四魔貴族同様、ドラゴンは聖王が倒すべき相手だったらしい。

ドーラとグゥエインを見る限り、人を食らって財宝を奪い取るという恐ろしい素行があるので当然だが・・・

グゥエインは糞ヨハンネスとは裏腹に、ストーリーの重要な情報をくれる

四魔貴族はアビスゲートを開いて、地上に君臨しようとしている。しかしまだゲートが小さすぎるため、影を送り込んで宿命の子を探している。宿命の子はゲートを完全に開くことができ、そうなればもうゲートを閉じることができない。

四魔貴族の目的と、その影の存在。そして宿命の子が狙われている理由が、グゥエインの口から明らかになる。おしゃべりなドラゴンが重要な情報をくれるのは、前作からの恒例

このイベントストーリーには重要だが、ゲームの進行ではそうでもない。サラと少年がいても何の反応もないし、プレイヤーが覚えてないのも無理はない。