五個目のアビスゲートから、いよいよアビスに突入する。ラストダンジョンに相当する場所で、二度と戻ることができないと有名
ラストダンジョンから戻れない仕様は毎回物議をかもすのだが、設定を尊重したもので、アビスから地上へのゲートを開くことはできないらしい
このアビスについては全く設定がない。死の星の表面と練磨の書に書いてあるらしいが、酸素がなくて死ぬことはない。
アビスと破壊するものはほとんど設定がなく、ろくな解説などできない
アビスにはそれぞれ四魔貴族の領域があり、深部にもちろん本体が待ち構えている。これを倒すとなぜか破壊するものが弱体化する
ラスボスの破壊するものは、四魔貴族の親玉というわけではない。設定的なつながりはなく、理由を考察できない
ゲーム的な都合で、ラスボスよりもっと強い敵と戦えるようにしてある、と解釈するしかない
破壊するもの自体も抽象的な存在で、宿命の子が二人いることによって生じた破壊の力が形になったもの、という設定になっている
これもゲーム的な都合だと推測している。宿命の子が二人いると、即ビックバンが起こったらゲームにならない。この破壊の力をラスボスに見立てて倒せるようにしたと解釈している
ここからまたややこしいが、我々はこの破壊するものを倒せるわけではない。倒しても破壊するものの力で、結局世界は消滅してしまう。しかしその後、宿命の子の力で、死の星とアビス以外を再生してエンディングを迎える。
そうなるとラスボス戦をどう解釈していいかわからん。破壊するものは核爆弾みたいなもので、倒したらやっぱり爆発して世界が消滅するのか?正直破壊するものは、設定が無駄にややこしすぎに思える
私は簡単に、破壊するものこそ死の星の本体で、「定め」そのものだと見ている。これを倒すことによって、不条理な定めからようやく解放される。
ロマンシング サ・ガ 大全集と同じ解釈で、破壊するものは四魔貴族を吸収した姿と書いてあるらしい。