地上とアビスをつなぐ入り口に相当する空間。かつて600年前に魔王が四つのアビスゲートを開いた。そこから四魔貴族を地上に呼び寄せた

それから300年後、聖王軍が四魔貴族をアビスに押し返し、アビスゲートは四つとも封印された

15年前の死食によって、またこの四つのアビスゲートが開きつつあり、アビスの魔物が地上に現れ始めた

しかし四魔貴族が通れるほどには開いておらず、四魔貴族は自らの影を送り込み、宿命の子を使って開けようとしている

四つのアビスゲートの場所は600年前から固定されていて、以下の場所にある

  1. ピドナの魔王殿の最奥部
  2. 西大洋の海底宮
  3. ロアーヌ南部のタフターン山
  4. 南部ジャングルの火術要塞

この場所は伝承でも伝わっており、ヨハンネスの天体観測で、その場所にあることが確認された。ヨハンネス曰く、ゲートがある場所には天体の星の位置にずれが生じるらしい

アビスゲートを閉じるには、中心の光る部分を破壊すればよい。かつて聖王がアビスゲートを封印したが、誰でも閉じることが可能になっている

一方前述の理由でゲートを開けるには、宿命の子が必要になる。どうやって開けるのかというと、グウェインは宿命の子が鍵になるとだけ言う。その通り四魔貴族の力で、中心の部分に宿命の子を載せるとゲートが開く。

四つのアビスゲートが閉じられた時点で、東側の首都「黄京」に五つ目のアビスゲートが発見される。このアビスゲートがどうやって開いたかは不明。リマスタでは魔王が自分で開けたといっているが、夢の中の出来事で本人が全く登場しない

私の推測では、少年がサラを助けるために開けたと考えている。四つ目のアビスゲートを閉じる時点で、少年とサラのイベントが挿入される。その後なぜか少年は酒場にもいなくなり、行方不明になる。この時なにかあったと考えられる

ここから私の解釈だが、少年は単身サラを助けようと、アビスゲートを開くことを決断。場所は何らかの理由で、黄京が適切と判断。黄京に乗り込んでアビスゲートを開けようとするが、宿命の子であることが知られており、ツァオガオに捕まってしまった。

その後ヨハンネスの観測で、このアビスゲートが明らかになった。これでつじつまを合わせることはできる。

しかしマルチシナリオの都合上、その描写をすると、サラ主人公だとつじつまが合わなくなるため没になったとみている

ちょっと変だなと思ったのが、少年を仲間に入れている場合。四つ目のアビスゲートを閉じた時点で、パーティーに空きがあると、何のセリフもなく少年は加入する。「僕がアビスゲートを開ける。東へ急ごう」ぐらいセリフがあってもいいものだが・・・