場所はナジュ王国(神王の塔)。王国が教団に襲われた日の出来事。神王教団から逃れるハリードとファティーマ姫。なぜかルートヴィッヒも一緒にいる

しかし追手に囲まれた三人、ハリードは、身を挺して足止めして、二人に逃げるように促す。

ファティーマ姫をメッサーナ国へ連れ帰るように、ルートヴィッヒに託す。ルートヴィッヒは当時リブロフの軍団長だった

史実をなぞって、「俺が足止めするから二人で逃げろ」を選択すると、ファティーマ姫は一緒にいてくれなきゃ嫌とか抜かしてやり直しになる

この後固定敵の蒼天女が出現するので、それを倒す。ファティーマ姫から、騒動の最中に失ってしまった、姫の首飾りを渡される。このエピソードはこれで終了

この後の話なのだが、SFC版の設定とつなげると、ルートヴィッヒはリブロフに脱出。メッサーナの乱に参戦し、神王教団(暗殺者)の助力のおかげで、ピドナの支配者に

ルートヴィッヒはファティーマ姫は行方不明にする。エンディングで、ハリードは姫が死んだと解釈している

私の見解は、、ルートヴィッヒはメッサーナに脱出するが、そのあとハリードを裏切り教団にファティーマ姫を売り渡す。それどころか蜜月の関係を始める。

ハリードから見れば最も卑劣な裏切りに当たり、王国の再建なんかより、ルートヴィッヒを殺しに行かねばならない

原作ではハリードはナジュ王国時代にリブロフと戦争したことがあり、ルートヴィッヒに近づけない状態になっている。どうもリマスタでは二人は義兄弟という設定が後付けされているらしい

またナジュ王国が滅びたのはハマール湖の戦いに敗れたから。王国が教団に襲われた日という記述は不正確で、原作の設定を見落としている

道中のセリフも豪胆なハリードらしくない。ハリードは「死に場所を探していた」といって、世界の破滅を前に奮い立つ男なんだぞ