ハリードは義兄弟という設定がSFCには見当たらないので、一度設定の検証を行った
ハリードの名声は、ロアーヌの兵に猛将トルネードと呼ばれ、指揮権を渡されているあたり、単なる賞金稼ぎや用心棒の類とは一線を画している。
ナジュ王国時代、王様(殿)辺りに戦場での活躍を絶賛されている。ハリードの身分は、実力、名声、生まれ、諸王の都の場所知っていることを考慮すれば将軍も十分に考えられる。
しかし当時20才前半で、ファティーマ姫より身分は下のようなので、指揮官辺りが妥当だと思われる。ミカエルのマスコンバットで登場する指揮官の一人のような扱い
ナジュ王国が滅びた後だが、OPイベントのシノンの酒場で、「砂漠か、もう何年も見てない」というセリフを喋る。よって王国滅亡後西欧に流れて、長いことアクバー峠より南側の砂漠地帯には行ってないと思われる
10年以上も前の話になるが、OPイベントでファティーマ姫とリブロフに戦にいく、という会話をしている。
当時リブロフ軍団長であるルートヴィッヒと戦争しており、近づけない状態になっている
おかしいのはルートヴィッヒと義兄弟という設定で、上記の原作の設定と相反している。
「戦争した時、お互いの戦いを称賛して、義兄弟の契りを交わした、しかしメッサーナの乱でひと悶着あって、お互いに嫌厭になった」とつじつまを合わせることはできる。しかしいくらなんでも後付けが過ぎるんじゃないか?
しかも当時ファティーマ姫をルートヴィッヒに託して行方不明にされている。現在のルートヴィッヒを見れば、姫を神王教団に売り渡したのは明らか。ハリードは裏切ったルートヴィッヒを殺しに行かねばならない
いくら何でもおかしすぎるだろリユニとリマスタの追加シナリオは
この設定の出典は不明で、練磨の書にも記載があるかわからない。現在、舞台版とリユニでこの設定は採用され、公式化している
私はおそらく、大昔の個人サイトの同人設定を真に受けてしまったと推測している