暗闇の迷宮では、タチアナ(家で娘)が家出したエピソードが見れる。タチアナはリブロフの大商人であるラザイエフ家の末娘で、原作では跡継ぎの問題でもめていた。これはそれを改変したエピソード

ラザイエフ家は父ラザイエフと、長男のニコライが実権を握る。その下に長女のベラ(44才以上)と、次男のボリスがいて商家を支えてきた。で年の離れた次女のタチアナはまだ14才

タチアナが毎回お菓子の名前を騙る理由を明らかにする

すでに家長のアレクセイは老齢。ラザイエフ家の商家は、長男のニコライが継ぐ。それ以外は商家を支えてきたベラ(長女)とボリス(次男)に分け与えられるはずだった

しかしアレクセイとニコライは、それを取り上げてタチアナに相続するように変えようとしてた

まだ半信半疑だったが、リブロフの酒場を貸し切って、タチアナの誕生パーティーをやるあたり、事実だと確信する。タチアナは家長と長男に相当気に入られているらしい

そこで二人はタチアナの料理に毒を盛ることを計画する。さすがにパーティーの最中に壮大に毒殺するんじゃ不味いと思ったのか、夜中に効き目が出て、眠っているうちに死ぬ毒らしい(都合がいいなオイ

その顛末をタチアナは盗み聞ぎしており、恐れをなして家出してしまう。それ以来タチアナは各地を転々としており、リブロフに帰るのを拒む

このイベントでは毒が盛られた料理を、二人に食べろと迫ってアレクセイに暴露する。

アレクセイはベラとボリスを町から追放を下す。

アレクセイがタチアナに遺産を相続する理由だが、どうも幼いタチアナを溺愛しているかららしい。特別に貸し切りパーティーを開いて、貴重な導師の指輪をくれる辺り、相当な溺愛ぶりである

タチアナは自分の贔屓が原因で、兄弟が放逐されても罪悪感を覚えないらしい

アレクセイがタチアナを溺愛し、贔屓にしすぎたのが原因で、兄弟に毒殺されそうになり、タチアナは家出してきたという内容になっている

このエピソードはタチアナの家出した理由を後付けしたもので、原作の設定と食い違っている。というのも元々アレクセイの遺産は、すべて長男のニコライが継ぐはずだったのだ。 詳細はラザイエフ家の末娘を参照