17/4/24日ハローワークで神奈川県立東部総合技術校のビル設備管理コースの受講手続きに行った
そこでそのコースは倍率が3倍と高いので、ポリテクセンター関東の同コースを受講するように進められる
ポリテクセンター関東は希望が丘にあり、そっちのほうが定員が多く、倍率が少ない(1.5~2.5)とのこと
同25日にハローワーク、受講申込書を提出し、ハローワーク記入欄を埋めてもらう
その後26日にポリテクセンター関東へ、受講申込書を持ち込み、受講説明会に出席した。
道順と施設を確認したかったのと、受講申込書は郵送する必要があるが、訓練校に手渡しすればその手間と金が浮くからである
職業訓練校に受講する理由
ビルメンになるには、とりあえずビルメン4種の資格の取得を勧められる。
第2種電気工事士、ボイラー2級技士、第3種冷凍機械責任者、危険物取扱責任者乙種4類
第2種電気工事士以外は筆記のみなので、独学で勉強可能
しかし第2種電気工事士は技能試験がある。
これを勉強するには専用の機材で練習をつむ必要がある。
アマゾンなどでも購入できるが高い
職業訓練校ではこれらの機材をただで使わせてもらえる上、講師から解説してもらえる
二つ目の理由はビルメンの就業は、ビル管理は未経験では30代から就業が難しくなる
しかしハローワークでは、職業訓練修了者限定の求人があり、それを利用できる
一般には公開されていない非公開求人なので、競争率は低くなる
ポリテクセンター関東、希望が丘、場所、地図、電車
希望が丘は横浜駅から相鉄本線で230円で20分程度。
希望が丘から徒歩8分と書いてあるが、実際には坂道を登って下って、徒歩20分ぐらいはかかる
駅前から施設へ、画像1、画像2、画像3、画像4、画像5、画像6、画像7
希望が丘は電車の経路として不便で、施設も駅から離れていて、交通の便はあまりよくない
しかし周囲の住宅地の過密と比較して、えらい広々として、きれいな施設になっている
利用者の割りに、大きすぎるんじゃないかと思うほど、広々とした施設で、ちょっとした別世界を感じる
施設内画像1、入り口、外風景、廊下、施設裏、画像7、中庭、中庭上、画像9、画像10、入り口、施設内自販機、食堂、階段
要点
- ビル管理コースの選考倍率は1.5~2.5倍程度
- 最初の三ヶ月は資格の取得を重点的に、その後は就職へ向けた訓練に
- 月収は17~20万円程度で、正社員になるのは狭き門で、ほとんど契約社員から始まる
- 平均年齢は40台前半くらいで、60代で受講する人もいるが、就職できたとのこと
- 選考試験は中学卒業程度の数学と国語。数学はその中でも比較的易しい内容だが、過去問は公表してない
- 説明会の出席は選考に影響しないと、パンフレットには書かれている
- テキスト代として12,000円+作業服(自前で7000円程度のもの)。作業服は入校直後は必要ない
倍率は応募者が多い時期だと2.5倍まで上がってしまう。未対策だと落ちてしまう可能性がある
ビル管理コースで実施する訓練の内容
ポリテクセンター関東では実際にどういう訓練を行うのかサイトで紹介している
受講に当たって、訓練校では、どういう訓練を行うか、ビル管理がどんな業界かきちんと把握していることを重視している
面接でどういう訓練を行うか聞かれるので、確認しておく
1. 電気配線工事
電気に関する基礎理論、配電理論および配線設計、電気工事の施工方法、検査方法、保安に関する法令についての技能及び関連知識を習得。
2. 電気設備保全管理
実習盤での回路作成を通じて、自動制御の基本である「シーケンス制御」の技能・技術を習得
また、建築物の電源となる受変電設備や発電・蓄電池設備の知識も習得。
3. 空調設備保全管理
空気環境を整える「空調」の知識を習得し、エアコンの据付や冷媒配管(銅管)の接合の実習を通して、空調設備の保守・管理の技能も習得します。
4. ボイラー取扱い技術
ボイラーの構造や取扱い、燃焼の仕組み、関係法令の知識を習得します。
また燃料(灯油・重油)である危険物の取扱いについて習得します。
5.ビルクリーニング/設備CAD
ビルクリーニングにおける知識と清掃に関する技能を習得します。
また、CADによる設備図面の作成及び管理方法を習得します。
6. 給排水衛生設備保全管理
建築物の上下水道に関する知識を習得し、配管接合やトイレ・温水ボイラーの設備などの実習を通じて給排水衛生設備の保守・管理の技能を習得します。
任意に取得できる資格について、訓練校記載
2級ボイラー技士 ( 各地区の安全衛生技術センター )
最も受験者が多く、特級、1級、2級の3種類がありますが、2級の資格をもっていれば、伝熱面積の合計が25m2未満の場合において、すべての種類のボイラーを取り扱うことができます。ボイラーは、重油や都市ガス等を燃焼室で燃やしてボイラー内に高圧蒸気を発生させるので、爆発や破裂の恐れがあります。そのため、ボイラー技士がボイラーの操作、安全運転のための管理、点検、定期検査を実施します。ボイラーはオフィスビルや病院、学校、工場などに設備されています。
第3種冷凍機械責任者 ( 高圧ガス保安協会試験センター )
高圧ガス製造保安責任者の9種類に分かれている高圧ガス保安法に基づく国家資格のひとつで、都道府県知事名で交付されます。冷凍能力20Rt(アンモニア等)、50Rt(フルオロカーボン)以上の冷凍設備を持つ事業所では、高圧ガス製造保安責任者の第1種、第2種、第3種冷凍機械責任者免状の交付を受けている者のうちから冷凍保安責任者を選任しなければなりません。身近なところで考えてみると、エアコンも冷凍機のひとつです。近年は冷凍機(エアコン)で暖房も行うことが多く、一般的なビルにおいては冬でも冷凍機を運転することになります。
第二種電気工事士( (財)電気技術者試験センター )
電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。第二種電気工事士は、暮らしに直結した低圧屋内外配線の電気工事を担当するエキスパートです。一般の住宅やビルで利用する低圧小型の電動機や電気器具、照明等のための比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。
消防設備士( (財)消防試験研究センター各都道府県支部 )
消火栓、消火器、火災報知機、救助袋、スプリンクラー等消防用設備等の設置、維持・管理をします。資格は甲種と乙種の2種類があり、取扱う設備によって、甲種が特類及び1~5類、乙種が1~7類に分けられています。甲種消防設備士は工事、整備、点検まで担当できます。乙種消防設備士は整備、点検を行うことができます。
危険物取扱者(乙四類 (財)消防試験研究センター各都道府県支部 )
「危険物」とは、消防法によって定められた、火災等の災害の発生の予防上危険と考えられる引火性または発火性の物品を指し、危険物取扱者はそれらの危険物を一定量貯蔵したり製造したりする事業所で、監督や取扱い作業に従事します。 資格は、甲種・乙種・丙種の3種類に分かれています。甲種は、全ての危険物について取扱いと取扱作業の保安監督ができます。また、乙種は、第1類から第6類まで、丙種は第4類危険物の一部のみ(ガソリン、灯油、軽油等)の取扱いができます。
当日は、試験の申し込み用紙提出が早い順に受付表の番号が発券、先に選考試験が終了するよう組まれる
受付表の番号も聞かれるので、番号を覚えておく