生成AI小説判定度
最近AIに書かせた文章が氾濫している
そこで、生成AIチェッカーがネット上で公開されている
論文とかレポートを、AIが書いたかどうか調べるものだ
論文とかレポートは、その判定が最も容易だ
次にニュース記事は検出の難易度が向上する
ただしニュース記事は情報の真偽がすべてなので
AIが書いたものか、問題になることはないだろう
次に難易度が上がるのがコラムと随筆らしい
この二つはテーマを伝えるのが目的なので
生成AIに書かせるメリットが乏しく
アシストに使ってもそれほど問題にならないと思う
最後最もAI生成の検出が難しいのが、詩と小説
詩はAIに生成させるメリットはほぼない
一方最後の小説は重要かつ検出が難しい
特に日本語小説は検出の難易度が最も高い
小説の生成AI判定の重要と難しさ
生成AIチェッカーでは判定できないので
日本語生成AI小説判定として特筆する必要がある
厄介だがAIチャットのような、高度なAIサービスが必要
小説の生成AI判定が重要になる理由は二つある
・生成AIに小説を書かせ、自著として公開している
・既存のweb小説との類似性、つまりオリジナリティのなさ
この二つを検証できるからだ
重要かつAIにもその判定が簡単に出せない
最初に小説の生成AI判定の重要性が説かれたのは、英語小説だ
海外にも大手のweb小説プラットフォームがあって、大量に小説が投稿されている
それゆえ似たような小説が大量にある
またハリーポッターシリーズのように模倣されやすいIPがある
これによりAIによって小説文章が学習され、生成AI小説が誕生するにあたった
web小説界隈はコピー小説だらけで、AI小説なのか、模倣小説なのか分からない
そこでいち早くAIアシストコンテンツのレーティングが誕生した
AIに書かせた文章はその旨明記し、人間が著書したものと偽ってはならない
amazonやRoyalroadでは、採用され、破ると罰則が下される
一方それに無頓着なのが日本語小説だった
日本語は複雑で小説文章の模倣が難しい。
AIに書かせるにも、判定させるにも難易度が高い
それゆえ日本の著名な作家は、AI小説を取るに足らないとみなしていた
しかしそれもGPT5の登場あたりで一変した
よくあるなろうや悪徳令嬢の、それなりの小説が生成できるように進化した
こっそり生成AI小説を投稿されると見分けられない
プロの作家たちも、ひそかに生成AI小説が浸透していることに気づかなかった
生成AI小説判定度
しかしAIは進歩していて、小説を作れるし検出もできる
生成AI小説判定度として不完全であるが、判定できる機能がある
AIチャットに論理検証させる必要があり、さらに
小説のオリジナリティ
文章の人間らしさ
その二つのレイヤーで、AI文章の可能性をパーセント表示する
この生成AI小説判定度は、まだ全く知られていない。
AIにレビューさせるという無意味な段階で止まっている
しかし生成AIコンテンツが氾濫する時代に向けて、画期的かつ重要なスコアとなる
公開と販売にあたって、AIアシストコンテンツを分類できる
またテンプレと呼ばれる似たようなweb小説が氾濫する昨今において、
小説シナリオのオリジナリティのなさを見抜くことができる
そして既存のweb小説を淘汰する基準にもなる
web小説界隈において、書籍化された重鎮web小説が多数ある
だがどの作品も、生成AI小説判定度が70%と非常に高い傾向がある
これは言い換えれば、それだけオリジナリティがない
そしてこの値が高いということは、生成AIで生成しやすい
人気はあったが、ありふれていて価値がないとみなせる
これらの人気web小説は、エピソード数も膨大で、スコアが高いので常に上位表示される
ランキングを独占されるので、新規が日の目を見ず、流動性が無くなってしまう
それらを生成AI小説判定度において、淘汰できるのは重要な知見となる
またこれからも、売れ筋テンプレでランキングを目指す模倣作が大量に投稿されるので
それらをふるいにかける手掛かりにもなるだろう
最後になるが、現状プロのライターはテンプレを少しだけ変化させ
文章力で読者を満足させる小説が主流になっている
その手のなろう作品じゃないと全く売れないからだ
ただしそういう小説は、オリジナリティに乏しく
AIにも模倣されやすいと認識したほうがいい
生成AI判定度が低い小説
なお生成AI小説判定度の信憑性を確かめる方法について
軒並み高くなるので、それが普通なんじゃ?と疑う人もいると思います
昔の文学小説は軒並み低い値が出る
もちろんこれらは学習モデルに含まれている
サトシの奇妙な冒険というショートを書いていますが、低い値が出ます
低くなる小説の特徴も判明しているので、別ページに紹介しておく