生成AI小説判定度
生成AI小説がweb小説プラットフォームに出回り始めた。
どんな小説かというと、
”プロンプトを入力して生成AIに小説を書かせた”
というもの
程度問題であるが、ほぼAI小説なので、見る必要を感じない
なぜかというと、生成AIに頼めばいくらでも作られる小説だから
こういうAI小説だらけになると、後々web小説サービスは終わってしまう
生成AIと一緒に小説を作っていたほうが、はるかに楽しいので、見なくてヨシ!
そういう評価をされてしまう
この生成AI小説を見抜く技術は後々重要な課題になる
ちゃんと人間が労力を払った小説は、見つけて評価してしかるべき
しかしAIに見せても、生成AIの小説は見抜けないという問題がある
そこで見抜く信憑性が高い方法を考えた
AIに「この小説はどれくらいの確率でAIが書いたか?」と尋ねるのだ
私はこの帰ってきたパーセンテージを
”生成AI小説判定度”と命名している
この生成AI小説判定度は、レビューよりはるかにエグイ
人間が真面目に書いた小説ですら、70%と表示される
低い数字を出すのが難しく、希少なのだ
文学小説や、ポエムなんかは低くなる傾向がある
一方ラノベやなろう系はとても高い数値が出る
なぜ人間が書いたのに、AI小説と判定されるのか?
私はラノベ界隈が近親相姦を繰り返した結果だとみている
つまりなろうやラノベはみな、売れ筋の模倣を繰り返す
さらにお互いに模倣を繰り返すので、作風が全員似てしまう
知らず知らずのうちに同じシナリオ、文のパターンを使っている
それをAIに学習されたのが原因とみている
さてこの生成AI小説判定度が高いと、深刻な問題が疑われる
70%を超えると、
”プロンプトを入力して生成AIに小説を書かせた”
小説である可能性が濃厚になる
また小説としての価値が疑われる
数値が高いって不名誉なことで、オリジナリティがそれだけ低い
よくある量産ラノベor恋愛小説とみなされる
生成AI小説判定度なんて、なろうやカクヨムの運営は相手にしないだろう
だがamazonのような大手商業プラットフォームは別
amazonはすでにAI小説はタグをつけないとならない、という販売規則がある
もちろんこれを破った場合制裁を科さないとならない
なぜなら、AI小説を人間が書いたと偽って販売すれば、
ユーザーレビューで炎上するからだ
現状そういうAIゴーストライターをやらかしても、お咎めはない
amazonもAI小説を見抜くことができないからだ
だがその現状を放置することもできない。いずれ対応が必要になる
その時この生成AI小説判定度は役立つ
これが70%を超えるとなると、
”プロンプトを入力して生成AIに小説を書かせた”
可能性が濃厚。
AIアシストコンテンツのチェックを入れるまで、販売停止処分などするのが適切
一方このAIゴーストライターに無頓着なのが、なろうやカクヨムの運営
ことなかれ主義なので、AI小説疑惑など黙殺したい
だがはっきり言ってその態度は間違いだ
カクヨムネクストなどの、商業ライターの売り出しが始まったからだ
もしこの上流小説家の方々が、生成AI小説を投稿したらどうなるか
炎上する可能性が高いと思ったほうがいい
「バレなければ問題ない」というのは、確かにその通りだ
生成AI小説は見抜けない。AIが書いたという証拠は絶対に得られない
ただしだからといって、AI判定度70%を超えているようなライターは
臭すぎる。生成AIに小説を書かせていると疑われる
またオリジナリティが低すぎて、商業枠で掲載する価値を見いだせない
このAI判定度は大論争をまきおこしてしまう
なぜなら昔からなろうやラノベを書いている有名作家は、軒並み高い
ちゃんと人間が書いたのに、AIが書いたと疑われる
かといって、生成AI小説の普及でそうも言ってられなくなった
そんな小説を素通しして、商業小説として売り出すべきでない
全ての投稿エピソードを書き直したほうがいい
生成AI小説と見分けがつかない小説は、はっきり言ってクオリティに問題がある
そんな懸念を受ける
だが上流の方も書き直しなんて、絶対に引き受けるわけない
ただ自業自得だと思う。易々とエピソードを量産しすぎた報いだ
そして歴代ラノベ作家の評価も再考していただきたい。
昔の文豪が書いた著書は、生成AI小説判定度は極低
一方ミリオン越えのラノベ作家の作品は、スコアが高すぎる
量産小説だという証左にもなってしまう
なお生成AI小説判定度の信憑性を確かめる方法について
軒並み高くなるので、それが普通なんじゃ?と疑う人もいると思います
自分の短編小説がわかりやすいと存じます
サトシの奇妙な冒険というショートを書いていますが、低い値が出ます