シャールの設定は未完成で、ゲーム中では全く明らかにされない。ミューズのルートヴィッヒが嫌いというセリフのみ。おそらく以下は練磨の書に掲載されていたものだと思われる
かつてメッサーナ王国の最有力者、クレメンス(ミューズの父)の従者。王国の将軍だったクレメンスの抱える兵卒の中でも、最高の武士と評されていた。しかし同王国の権力争いでクレメンスが暗殺され、ルートヴィッヒに敗北。
その時シャールはルートヴィッヒへの忠誠を拒んだため、反感を買い処刑寸前まで追い込まれる。しかし民衆の信望が厚かったため、反発を恐れたルートヴィッヒは処刑を静止。
かわりに利き腕(左腕)の筋を切断する私刑に処され、その筋力を失う
次いでルートヴィッヒは、クレメンスのクラウディス家から財産を接収。同家が没落しミューズが放逐されると、シャールはその後を追従した
今はスラム街のボロ屋敷で、病弱なミューズを看護(護衛)する生活を送っている
ミューズの悪夢をクリアすると、ミューズともども仲間になる
かつてオトマンが左腕にはめていた、銀の手を装備させると、失われた利き腕の筋力が補われ、腕力23(表記は21)、器用さ19まで上がる
ただし利き腕がもとに戻るだけなので、二刀流はできない(雪だるまですら二刀流できるんだが
キャラランクの話をするが、銀の手を装備したシャールは、最強に見えるがそうでもない。技の王冠がつかないのと、分身技は本人の腕力が無関係なので、あまり意味がない。
技の王冠がついて、武器レベルが上がりやすいユリアンとかロビン(偽)のほうが全然強かったりする
リマスター版では、銀の手を装備するとひらめき適性が「槍」から、「特になし」になる。固有技以外のひらめきが苦手となり、ほとんどの技をひらめくことができない。
SFC版では本来この仕様だったらしいが、設定上の必然性は全くない。ただの設定ミスだと思うが、忠実に移植してしまったようだ。