 暗闇の迷宮でヤマを倒したとき、エレン・ユリアン・トーマス・ハリードの四名全員がいる場合、回想シーンの後にそれぞれ死食の思い出を語る。
暗闇の迷宮でヤマを倒したとき、エレン・ユリアン・トーマス・ハリードの四名全員がいる場合、回想シーンの後にそれぞれ死食の思い出を語る。  
OPのゴドウィン反乱の時、シノンにいたメンバーを対象にしたイベントだが、モニカは仲間外れになっている。(セリフ無し
ヤマは強いうえに一度しか倒せない。ヒントもないので、見れた人はかなり少ないと思われる
サラ
    「ごめんなさい・・・私のせいで・・・」
    ユリアン
    「なんで謝るんだよ。死食はサラのせいじゃない。
    こんなんだったっけ、死食の日。すっかり忘れてた。いや忘れたかったんだ。
    名前も付けてもらえずに死んじゃった妹。可哀そうで悲しくてあんなに泣いたのに。」
    エレン
    「ひもじかったよね。、死食の年は。あたしもお腹がすいていたことしか覚えてない。だから、仕方ないんだよ、ユリアン」
    ユリアン」
    「エレンは立派だったよ。サラのために懸命に食べ物を探してた。」
    サラ
    「お姉ちゃん・・・」
    エレン
    「当たり前のことをしただけ。あたしはあんたのお姉ちゃんなんだからね。
    ほんと、ベント家のおかげだよ。シノンの村の人が飢え死にしないで済んだのは。」
    ユリアン
    「俺はトムを嫌ってた。あいつはたらふく食べてるに違いないって。
    それをいうと、トムから食べ物をもらえなくなるから黙ってた。
    自警団を作る前にエレンから初めて聞いたんだ。トムは自分の分を全部、俺たちのために持ってきてた。
    それを聞いて俺は恥ずかしくて。
    トム、立派すぎるだろう。まだ子供だったじゃないかトムだって。」
    トーマス
    「違うんだよユリアン。全部、おじいさまのおかげなんだ。
    俺も最初は少しだけ君たちに分けていたんだ。
    そうしたら、おじいさまが本当の信頼、本当の友人を得たいならば、自分のすべてを差し出す覚悟が必要だ。ベント家の男ならば、その覚悟を持て、といわれたんだ。
    それからなんだ。全部持っていくようになったのは。
    あとで父上には叱られたけどね。でも、父上もそうすることを認めてくれたよ。」
    ハリード
    「それができたのもベント家の普段からの備えがあればこそだ。
    蔵の中が空っぽじゃ。そんなことはできやしない。
    気持ちだけじゃ何もできやしないってことだ。なあ、トーマス。」
    トーマス
    「まったくその通りだ。だから、何が起きても大丈夫なように備えよう。東に向かうにはそれが必要だ」
    エレン
    「覚悟もね。」
    サラ
    「覚悟・・・私、決めた。必ずあの子を助け出す。
  私の代わりになったからじゃなく、私があの子を助けたいから。
  そのためなら、どんなことでも、きっと乗り越えて見せる」
 サラのセリフはサラが主人公の時のみ。エピソード最後のセリフは、選択した主人公によって異なる。
サラのセリフはサラが主人公の時のみ。エピソード最後のセリフは、選択した主人公によって異なる。 
 ミカエル「サラよ・・・貴様の独断は捨て置けぬ。領民を守るのが領主の務めだからな。」
ミカエル「サラよ・・・貴様の独断は捨て置けぬ。領民を守るのが領主の務めだからな。」
 ハリードは「仕事(サラを助ける)の前金が欲しいところだが、ツケといてやるぜ」という。
ハリードは「仕事(サラを助ける)の前金が欲しいところだが、ツケといてやるぜ」という。
実はこいつらのセリフが非常にややこしくて、このエピソードを説明するには、「時系列順に並べて、読み手にわかるように簡潔に置き換えよ」という国語の問題を解かねばならない
- 飢饉が始まった当初、トーマスは備蓄を三人に出し渋っていた。
- それをユリアンは感づくも、黙っていた(トーマスの機嫌を損ねて、施しを拒否されると困るから
- 見かねた祖父は、トーマスを「ほんとの友達なら全部分けてやれよ。お前ベントの男だろ」と叱った。
- 叱られたトーマスは、自分の分も含め、備蓄を三人にも分けるようになった。
- エレンはその変化に気づいた
- ユリアンは気づかず、「アイツだけ食ってんだろな」と妬んでいた
- 祖父の態度とは対称に、親父はトーマスが備蓄を配っている事を叱りとばす
- そのうち親父も、トーマスが備蓄を配っている事に寛容になる
- 自警団を作る直前に、エレンはトーマスが備蓄を全部分けていた事を、ユリアンに打ち明ける
- それを聞いたユリアンは赤面し、今までの思い込みを自省した
- ユリアンとエレンは今に至って、当時を懐古し、トーマスのおかげで、飢えなくて済んだと称賛する
- ユリアンに至っては、まだ幼いのにトーマスは立派すぎだったと褒めちぎる
- それを聞いたトーマスは「そうでもない。祖父に叱られたのがきっかけさ」と前述の事実を告白した
なるべく伝わりやすい表現に置き換えたつもりだが、詳細が抜けており、注記が必要になる
このエピソード、死食直後の飢饉を、三人に語らせる着眼点は良い。しかしセリフに無駄な情報が多すぎる上、時系列がわかりづらい。文章の推敲が足りない印象を受ける。
個人的には、追加エピソードの中ではよいほうだと思う。しかし私はハリードが好きなので、ハリードがトーマスをほめる流れが嫌い。
ハリードから見ればベント家なんか知らねえし、蚊帳の外の出来事なので不愉快なだけだろ?「御託はいいからとっとと助けに行こうぜ」とか言って、思い出話に水を差すべき。てか道草してられる状況じゃないだろ(はやくアビスに行かないとやばい