各地の酒場を渡り歩いている、謎めいた東洋の少年。

15年前の死食の年、腐海のそばで捨てられていた宿命の子。この時両親は魔物に襲われ離別しており、自分の名前すら定かではない

ラシュクータで育てられるが、腐海の廃墟のモンスターにさらわれる。アニキが取り返しに行くが、眠ったまま目を覚まさなくなる。

その後どうやって西側に流れてきたかは設定なし。腐海の廃墟が僻地すぎて誰も来ないし、乾いた大河を上る方法がないので、お手上げ状態。

少年は魔王の「定め」を持ち、アビスゲートを開けられるので、生まれたときから四魔貴族に狙われている。また東側ではアビスの力欲しさに人間にも狙われている

自分の争奪戦に巻き込まれて、周りの人間が死ぬので、他人とのかかわりを拒む。リマスタでは可哀そうに疫病神設定が加わっている。弁解するが、原作に疫病神という描写はない

死の定めの唯一の被害者ゆえ、今作の本当の主人公に当たる。しかし原作者ですら少年の設定を持て余しており、スポットライトが当たることはない

仲間にする方法だが、サラが主人公の場合のみ、話しかけて強引に仲間にする。外した場合も、酒場にいるのでまた仲間にできる

弱っちいサラの救済的存在で、腕力がある上に東方不敗(28)のおかげで強い。しかもスペキュレイション陣形を獲得できる。

剣が得意だが、大剣より片手剣のひらめき(特殊)に優れる。大剣のスマッシュとブルクラッシュをひらめけないので、片手剣を持たせたほうがよい。

しかし四つ目のアビスゲートを閉じたとき、アビスゲートに吸い込まれて永久離脱してしまう

サラ以外の主人公の場合、仲間にするのははっきり言って難しい。四つめのアビスゲート閉じたとき、パーティーが5人以下の場合のみ加入する。一度加入させれば、上記の町で会話すれば再度仲間にできる。

仲間にできなかった場合、黄京のアビスナーガを撃破すると、アビスゲート突入前に強制的に加入。どちらの場合も、破壊するものの前で永久離脱する

サラにとっては弟みたいなもんだが、他の主人公では不要。加入が難しいうえ、破壊するもの前で離脱するので、入れる必要が全くない。設定上最重要のキャラクタとなるが、難解すぎるため、サラともども入れてはいけないキャラと周知されている

開発段階でサラと双子という設定があったのだが、没になったらしい。双子だったので、宿命の子が二人誕生した、と説明できるのだが、出身地のつじつまを合わせるのが無理だったようだ