今作のストーリーは難解なうえ、碌に語られないので、クリアしても全然わからない。ネタばれあり

今作では300年に一度、太陽が死の星に隠れる死食という現象が起こる。このときその年の新生児が例外なく全滅する。しかしたった一人人間の赤子が生き延び、宿命の子となる。

600年前の死食を生き延びた宿命の子は魔王になり、四魔貴族を従え暗黒の時代をもたらした

300年前の死食を生き延びた宿命の子は聖王になり、四魔貴族を退け人間の時代をもたらした

15年前の死食では、サラと少年の二人の宿命の子が生まれた。宿命の子が二人現存する場合、宇宙が消滅する死の定めが始まる

そして現在、ロアーヌのゴドウィン男爵が、ミカエル侯爵の留守を狙ってクーデターを起こす(ゴドウィンの反乱)ところからゲームが始まる。

この反乱は主人公たちの活躍によって鎮圧され、ミカエルは見事玉座に戻る。

OPイベントが終了すると、シナリオがぶつ切りになる。ここから先のストーリーは定まっておらず、断片をつなげるしかない。

死食の影響でモンスターが活発化し、アビスゲートが開きつつある(ヨハンネス談

そしてアビスに封印された四魔貴族たちが、自らの影を送り込み、宿命の子を探してゲート開けようとしている(グゥエイン談

それを聞いた主人公たちは、かつての聖王の伝説をなぞり、四魔貴族の影を撃破し、ゲートを封印していく

四つ目のゲートを閉じる時点で、サラと少年が四魔貴族につかまり、アビスゲートを開錠するところに遭遇する。

しかしサラは自らがアビスゲートを閉じる定めだといい、単身ゲートに飛び込み封印する。

主人公たちはサラを助けたいが、すべてのゲートが封印され、サラがいるアビスに到達できない。しかし未開の最東の地に、未知のアビスゲートが観測される

最東の地は聖王も遠征をあきらめた僻地で、魔王もそこで没したといわれている。主人公たちは二度と戻ってこれないことを覚悟で、最東の地を目指す。

乾いた大河を下った先にある最東の地は、モンゴルと中国を連想させる異国の地だった。そこでバイメイニャンの助力のおかげで、黄京にアビスゲートがあることを突きとめる。

すでに黄京はアビスに支配されており、ヤンファン将軍の陽動作戦よって黄京に潜入する主人公たち

黄京城頂点にあるミカドの間で、ツァオガオが少年を使ってアビスゲートを開けようとしているところに遭遇する。これを倒し少年を加えアビスに突入する主人公たち。

アビスに入ると二度と地上には戻れなくなり、四魔貴族本体と戦い撃破。アビスの深淵でついにサラと再会する。しかしここでサラから衝撃の事実を告白される。

宿命の子が二人現存すると、破壊の力によって宇宙が消滅する(死の定め)。サラが単身アビスで犠牲になれば、次の300年間は地上は平穏になるはずだった。

少年もアビスに吸い込まれ、サラの言う死の定めが始まってしまう。

主人公「全てを破壊するほどの力なら、世界を変えられるはずだ。こんな定めなんてない世界に」

ここでラストバトルになる。主人公たちは死の定めによって、破壊の力が具体化した「破壊するもの」と対決。サラと少年は創造の力を生み出し、光の翼で援護する

この戦いに勝利すると、破壊するものの爆発によって宇宙は消滅。しかしそのあと宿命の子の創造の力によって、宇宙は再生され、世界は地球(既存の世界は平面で、世界の端が奈落の滝になっていた)に再生される。アビスも死の星も消滅し、定めのない平和な世界が訪れた